最近は家庭用ペットとしても増えてきた小動物の一種「フェレット」。イタチ科の動物になりますが、愛くるしい表情と動きに癒やされる人も多いのではないでしょうか。そんなフェレットですが、実際にペットとして購入した時、値段はいくらなのか、飼うために必要なモノは何?っと調べることが多いですよね。
そこでこの記事ではフェレットを実際に飼ってみたい人が知りたい情報をまとめましたので、気になる方は参考にしてみて下さい。
フェレットの生態について

最近ではだいぶペットとして飼っている人も増えてきているフェレットですが、一体どんな動物なのでしょうか。
フェレットの歴史
フェレットは、イタチ科に属する、肉食性の哺乳類です。フェレットはヨーロッパケナガイタチ、あるいはステップケナガイタチを家畜化したと言われていて、野生のフェレットは存在しません。ペットとして人気ですが、狩猟用、毛皮の採取などに用いられることもあります。
フェレットの体の特徴
種類により異なりますが、身体は、35㎝~50㎝、体重は900g~2,000g程です。平均寿命は4~10年くらいで、種類によって異なります。
フェレットの糞や尿はとても強く、ペットショップで売られているフェレットは、その匂いを取り除くため臭腺除去手術をしているのが一般的です。また発情期を迎えたフェレットは気性が激しくなる傾向があるため、避妊手術をしていることが多いです。臭腺除去手術、避妊手術をしているフェレットを「スーパーフェレット」と呼び、繁殖可能なフェレットを「ノーマルフェレット」と呼びます。
性格と特徴
ペットのフェレットは、比較的温和で、好奇心が旺盛ですが、1日のほとんどを寝て過ごします。種類によって性格が異なることが特徴で、人によく懐き、甘えてくれることも多くあります。鳴き声で感情を表現することがあります。
- かまってほしい時は「クークー」
- 遊んで興奮している時は「クックック」、「ウィウィ」
- 威嚇の時は、「シュー」、「シャー」
行動
フェレットは潜在的に狩猟能力が残っていて、狭い穴や隙間に好んで侵入したり、ネズミや小鳥などに興味をもち、鋭い犬歯と爪で襲うためことがあります。ヨーロッパでは今でも、フェレットを巣穴に放し、追いかけられた獲物が穴の外に出てきたところを猟師が捕まえる「フェレッティング」が行われており、今でもイギリスやオーストラリアでは狩猟に使われています。
フェレットの繁殖場
フェレットは野生では存在しない個体のため、世界中にファーム(繁殖場)と呼ばれる場所があります。特に有名なのがアメリカのマーシャルで、日本に初めてフェレットを輸入したと言われています。マーシャルフェレットの特徴は、体は比較的細めの小柄で(近年は大柄も流通しているようです)、噛み癖の少ない、大人しい性格をしています。耳には小さい丸い入れ墨が2つ入っており、マイクロチップが背中に挿入されています。
フェレットに品種はありませんが、繁殖ファームの名前がフェレットの種類として呼ばれており、それぞれ特徴を持っています。ファームにより大きさや顔つき、性格など特徴があり、値段も異なります。マーシャルフェレットの他にも、カナディアンフェレット、パスバレーフェレットなど世界中多くのファームで、フェレットが繁殖されています。
フェレットの値段について

フェレットは野生には存在しない動物で、主にファームと呼ばれる繁殖場で育てられたものが、ペットとして世界中に流通しています。ファームは世界中に存在し、ファームごとにフェレットの見た目や性格が異なります。この違いがフェレットの種類の違いと言われており、ここではファームごとのフェレットの特徴と値段の違いを見ていきます。
まずはフェレット全体の相場がこちらです↓
| パスバレーフェレット | 5万円〜7万円 |
|---|---|
| マウンテンビューフェレット | 6万円〜7万円 |
| マーシャルフェレット | 7万円〜8万円 |
| ルビーフェレット | 7万円〜8万円 |
| カナディアンフェレット | 7万円〜8万円 |
| ホールデンフェレット | 7万円〜8万円 |
| DRF(ドラゴンライズフェレトリー) | 8万円〜20万円 |
それではそれぞれの値段と特徴を見ていきましょう。
パスバレーフェレット
5万円〜7万円
ペット用のフェレットを繁殖している最大規模のファームです。そのため流通個体数が多く、カラーバリエーションが豊富です。フェレットを取り扱っているペットショップのほとんどにいます。比較的丸顔が多め。わんぱくな性格の個体が多いため、よく飼い主と一緒に遊んでくれます。
マウンテンビューフェレット
6万円〜7万円
噛み癖が少なく大人しい個体が多いようです。顔は丸顔が多め。2018年から被毛が長い個体が輸入されてきており、日本でも人気が高まるのではないでしょうか。
マーシャルフェレット
7万円〜8万円
性格は、温和で噛み癖がなく飼いやすいと言われており、初心者向けです。身体は細身で顔もシュッとした個体が多いです。右耳に丸い入れ墨が2つ入っていること、マイクロチップが入っていることが特徴です。マイクロチップに飼い主情報を登録しておくことで、迷子になるのを防ぎます。
ルビーフェレット
7万円〜8万円
がっしり体型で、耳が大きく丸顔の個体が多いです。他ファームのフェレットとは相性が悪いことが多く、多頭飼育には注意が必要です。人間には従順な性格をしており、噛み癖も少ないです。ルビーフェレットは流通量の少ないファームですが、値段は高いというわけでもないですね。
カナディアンフェレット
7万円〜8万円
丸顔で骨格がしっかりしている大型の個体が多く、特にオスは大きくなります。大型フェレットのため噛む力が強く、しっかりとした噛み癖のしつけが必要です。耳に「-」と横線のような入れ墨が入っているのが特徴です。ただ、2017年頃からファームがつぶれたという情報もあり、日本への輸入がなくなりました。
ホールデンフェレット
7万円〜8万円
大型で筋肉質の個体が多く、わんぱくな性格のため噛む力も強いです。カナディアンフェレットに似たフェレットですが、別の種類です。2015年に日本に入ってきたばかりのファームですが、流通量は多く、カラーバリエーションは豊富です。
耳に「H」の入れ墨が入っているのが特徴です。カナダのファーム出身のため「カナディアンフェレット」と誤記されることもありますが、耳の入れ墨で違いを確認してください。
DRF(ドラゴンライズフェレトリー)
8万円〜20万円
DRF(ドラゴンライズフェレトリー)は国内繁殖している唯一のファームです。臭腺除去・避妊去勢手術をしていませんが、生後8か月、最初の発情を終えたころに避妊・去勢を約束しての飼育を開始します。繁殖目的で飼育することはできません。
基本的に、DRFの公式サイトより直接予約して購入が可能です。DRFで直売の場合はオスは12.8万円〜、メスは 7.8万円〜です。フェレット専門店「フェレットワールド」では、20万円ほどします。
その他
世界中には、フェレットのファーム(繁殖場)がたくさん存在するため、他にも様々なフェレットが存在します。また、フェレットの種類はファームによって異なりますが、カラーバリエーションも様々です。「セーブル」「ブラックセーブル」「アルビノ」「スターリングシルバー」など、この他にも様々な毛色の個体が存在します。
フェレットのエサについて

フェレットに与えるエサについて、下記3つに分けて見ていきます。
- エサの成分
- エサの与え方
- エサの注意点
エサの成分
まずはエサについて細かく見ていきます。フェレットは肉食動物です。消化官が短いため、消化性・吸収性が良い動物性たんぱく質と動物性脂肪を与えなければいけません。また消化に時間がかかる繊維質は、少なめのものを選ぶのがよいでしょう。このため、細かい成分を考えながらエサを与える必要があります。
エサとして必要な成分を見ていきます。栄養バランスとして最適と言われているのが、下記のとおりです。
- 動物性たんぱく質35%以上
- 脂質18%以上
- 繊維質2〜3%以下
良質の動物性タンパク質を摂取することで、丈夫で健康な身体作りができます。
エサの与え方
フェレットは、エサを多くあげすぎても、食べ過ぎることはなく、自分でエサの量を調整しながら食べます。エサが残っている場合は、おやつなどの間食が多い場合があるので注意してあげましょう。通常は、約3時間でエサを消化し排泄します。1日に数回に分けてエサを食べるので、日中にお世話をできない場合は、エサの分量を多めにあげておくとよいでしょう。
ペットショップから、フェレットを購入した場合、ペットショップでどのようなエサを食べ、1日にどのくらいの量を摂取していたのかを確認しておきましょう。お家に連れてきたことで、食欲不振になることがあります。同じようなエサを与えて、慣れてきたタイミングで、エサを変更してもよいでしょう。
また12週齢ぐらいまでの赤ちゃんは、ドライフードは硬いため、喉に詰まらせてしまうこともあります。エサに水を混ぜふやかしてあげると柔らかく食べられます。
エサの注意点
エサは主に、市販のフェレットフードです。販売されているフェレットフードのほとんどが、上部に記したエサとして必要な成分を満たしています。また、必要な成分に近い割合で配合されています。そのため、市販のフェレットフードを購入すれば問題はないですが、どの部分をチェックして購入したらよいか見ていきます。
安いフェレットフードなどで植物性たんぱく質(鳥や牛などの動物性のたんぱく質)を多く使用しているものは、なるべく避けましょう。粗悪品をエサとして与え続けると、病気になる可能性が高くなります。注意しましょう。
フェレットフードがない場合、キャットフードでも代替可能ですが、成分チェックを必ず行いましょう。フェレットは偏食になりやすく、急にエサを食べなくなることもあります。何種類かのエサを、普段から用意するのがよいでしょう。
またフェレットにとって有害なエサが以下になります。
- 牛乳
- ネギ類
- チョコレートなどの人間のおやつ
- リンゴ、バナナ、ぶどう
- ナッツ類
- 生魚、魚介類
この他にもドライフードは管理が、不十分になることがあります。劣化が進みやすく、高品質のフェレットフードには保存料が使用されてない場合も多いです。開封後、2週間を目安に使いきることがよいでしょう。また販売店での管理が不十分の場合、購入時点で劣化している事があります。商品が並べられている場所などを確認し、粗悪品は購入を避けましょう。
フェレットの飼育に必要もの

実際にフェレットを飼育するのに最低限必要なものは、こちらの7点です。
- フェレットケージ
- トイレ用品
- ハンモック(寝床)
- エサ入れ
- 給水ボトル
- フェレットフード
- おもちゃ
- お手入れ用品
飼育に必要なものを、細かく見ていきます。
ケージ
ケージとは檻やカゴのことです。ケージは、市販品(フェレット専用ケージ)が適しています。フェレットは、高いところに登るのは得意ですが、降りるのは苦手です。高さのあるケージを選ぶより、広さがあるケージを選ぶことでストレスなく過ごせるでしょう。
フェレットは爪が伸びるのが早く、爪が引っ掛かりやすいため、床が平らなケージを選ぶことをおすすめします。床にはマットをひいたり、ブランケットをひいてあげるとよいでしょう。
トイレ用品
トイレ用品で用意すべきものは、「トイレトレー」、「トイレ砂」ですが、トイレ用品選びを失敗すると、トイレトレーニングの失敗にも繋がるので注意しましょう。
まずトイレトレーですが、フェレットの体全体が入る大きめのものが必要です。フェレットはケージの角でトイレをする習性があり、飼育当初からケージの角にトイレを設置してあげると、トイレトレーニングの成功確率が上がります。
トイレの形はフェレット専用のものが四角く高さもあり、便利に使えます。フェレットは賢い動物なので、排泄物のにおいがつくと、だんだんトイレの場所を覚えてくれます。根気よく毎日、トイレの場所を教えてあげましょう。
次にトイレ砂ですが、フェレット専用のものや小動物専用のトイレ砂など色々ありますが、固まるトイレ砂は、誤飲する可能性もあるため、避けたほうがよいでしょう。
ハンモック(寝床)
ハンモックは、寝たり遊んだりするための必需品です。フェレットは暑さが苦手なので、通気性がいいハンモックを設置すると喜んでくれます。フェレットの体の大きさに合わせて、安全性、耐久性をチェックし選びましょう。
エサ入れ
陶器の置き型エサ入れ、固定型エサ入れなど色々なものがありますが、フェレットの性格や体格によって、エサ入れを変えてあげるのがよいでしょう。いたずら好きの性格のフェレットは、陶器のエサ入れでもひっくり返してしまうこともあります。安全性を考え、固定型のエサ入れに変えるなど、対応してあげましょう。
給水ボトル
給水器は、ケージに取り付ける給水ボトルタイプが衛生的でおすすめです。フェレットがきちんと水を飲めているか、定期的に確認することが大切です。また唾液で菌が繁殖することが多いので、毎日新鮮な水に取り替えてあげましょう。
フェレットフード
フェレットは、肉食動物で消化官が短いため、消化性・吸収性が良い動物性たんぱく質と動物性脂肪を与えなければいけません。また消化に時間がかかる繊維質は、少なめのものを選ぶ必要があります。
このため、細かい成分を考えながらエサを与える必要があります。フェレットのエサの栄養バランスとして最適と言われているのが、「動物性たんぱく質35%以上」、「脂質18%以上」、「繊維質2〜3%以下」と言われています。基本的にはこの基準値を満たす専用のフェレットフードを与えることで、丈夫で健康な体が作れます。
おもちゃ
フェレットは隙間に入り込んで遊ぶのが好きなので、トンネルのおもちゃが喜んでくれます。この他にもボールやカゴでもひとり遊びをしてくれます。コミュニケーションをとるには、猫じゃらしなど飼い主と一緒に遊べるものが最適です。
お手入れ用品
フェレットの基本的なお手入れは、「耳掃除」と「爪切り」です。耳掃除は、綿棒とイヤークリーナーで上手に耳垢をとってあげることで、耳ダニがつくのを防ぎます。また、爪切りは1週間〜2週間に1度行います。放置してしまうと、爪の中の血管も一緒に伸びてきてしまうので、定期的に切ってあげましょう。爪を切ってあげることで、怪我の防止にもなります。フェレットのお手入れを定期的に行うことは、健康維持にも繋がります。
フェレットを飼う時の注意点

実際にフェレットを飼うには色々と注意をしないといけないポイントがあります。主な注意点が以下です。
- におい対策
- エサについて
- ケージの外で遊ばせる場合
- フェレットの病気
- 温度管理
- 日々のお手入れ
それでは注意するポイントを細かく見ていきます。
におい対策
イタチ科のフェレットは、においを分泌する「臭腺」を持っていて、激しいにおいを発する動物です。ただし、ペットショップで売られているフェレットは、その匂いを取り除くため臭腺除去手術をしているのが一般的です。また発情期を迎えたフェレットは気性が激しくなる傾向があるため、避妊手術をしていることが多いです。臭腺除去手術、避妊手術をしているフェレットを「スーパーフェレット」と呼び、繁殖可能なフェレットを「ノーマルフェレット」と呼びます。
ただ、手術を終えているフェレットでもにおい対策が必要です。フンや尿のにおいも強めなので、1日2回以上のトイレ掃除が理想的です。フェレットは、犬と同様「マーキング」をする習性があるので、ケージの中を拭いてあげることでもにおいが減らせます。また耳掃除、体を水タオルで拭いてあげるなど、におい対策をすることが衛生管理、健康管理にも繋がります。掃除をしてもにおいが気になる場合は、ペット専用の消臭剤を使用するなど工夫しましょう。
エサについて
フェレットは肉食動物で消化官が短いため、消化性・吸収性が良い動物性たんぱく質と動物性脂肪が多く必要です。消化に時間がかかる繊維質は、なるべく少ないものを選ぶ必要があります。
このため、細かい成分を考えながらエサを与える必要があります。フェレットのエサの栄養バランスとして最適と言われているのが、「動物性たんぱく質35%以上」、「脂質18%以上」、「繊維質2〜3%以下」です。基本的にはこの基準値を満たす専用のフェレットフードを与えることで、丈夫で健康な体が作れます。
ケージの外で遊ばせる場合
フェレットは好奇心旺盛で、家電の裏に入り込んだり、高いところに登ったりします。家電の配線は、電気が流れているところなので大変危険です。またフェレットは高いところに登ると、上手に降りることができません。無理に飛び降りたりして、大けがをすることがあります。フェレットはケージから脱走することもあるので、普段から部屋の危険な場所をチェックしておきましょう。
フェレットの病気
フェレットは元気で好奇心も旺盛なので、病気の心配はなさそうですが、4歳を過ぎた頃から病気にかかりやすくなります。フェレット三大疾病は、下記3種類です。
- リンパ腫(血液の癌)
- インスリノーマ(低血糖)
- 副腎腫瘍
またフェレットを診察してくれる動物病院は多くありません。家の近所の病院が、フェレットの診察可能な病院か確認しておきましょう。フェレットは人間のインフルエンザにかかる事あるので、家族がインフルエンザにかかった場合、フェレットを近づけないよう注意して過ごしましょう。
温度管理
フェレットは、汗をかいて体温を調整する機能が備わっていません。そのため暑さに非常に弱く、28℃度を超える可能性がある部屋には、放置してはいけません。夏場に直射日光が当たる場所では、わずか数分でも命の危険があります。暑い時はエアコンを使用して、20℃くらいの気温を保つようにしましょう。
またフェレットは犬の散歩のように、飼い主と一緒に散歩が出来るペットです。ケージの外で遊ばせてあげることができれば、必ず外での散歩が必要というわけではありませんが、外で散歩させる場合には温度に気を付けてあげましょう。特に夏場は30℃を越えることが普通なので、どうしても一緒に外出しなければならない時は、保冷してあげるなど温度管理は必須です。
日々のお手入れ
フェレットの基本的なお手入れは、「耳掃除」と「爪切り」です。フェレットは耳垢がたまりやすく、強いにおいがします。綿棒とイヤークリーナーで上手に耳垢をとってあげることで、耳ダニがつくのを防ぎ、におい対策にもなります。体臭がにおう場合は、1か月に1度くらいシャンプーをしてあげるのがよいですが、体を水で濡らしたタオルなどで拭いてあげるだけでも、におい対策には有効です。
爪切りは1週間〜2週間に1度行います。放置してしまうと、爪の中の血管も一緒に伸びてきてしまうので、定期的に切ってあげましょう。爪を切ってあげることで、怪我の防止にもなります。フェレットのお手入れを定期的に行うことは、健康維持にも繋がります。
まとめ
最近は家庭でもフェレットを飼う人が増えてきたような気がします。
フェレットは飼っている人が少なかったり、値段が高いことから、どことなく飼いにくそうなイメージを持つ人もいるかもしませんが、実はすごく飼いやすく初心者でも難しくない小動物なんです。
犬や猫では見ることができない、フェレットの可愛い表情に癒やされたい!っと思った人は是非一度フェレットをお迎えしてみませんか。