フクロウの【値段・種類・寿命】について徹底解説!

  • 6月 21, 2021
  • 6月 28, 2021
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現在では動物園のみならず、フクロウカフェなどの簡単にフクロウと触れ合うことができる施設や環境が増えてきました。

また、物珍しさだけでフクロウをペットとして飼う人が一段落し、一時的に高騰していた販売価格も落ち着いたことで、真剣にフクロウを飼育したい人達が購入を検討しやすい環境になってきました。

ただ実際にフクロウを飼うと決めたなら、値段以外にも色々知っておく事があります。

この記事ではフクロウの種類や値段、寿命やかかりやすい病気の種類など、フクロウを飼う時に役立つ情報を徹底的にまとめました。

目次

フクロウの特徴について

フクロウの特徴について

フクロウは鳥綱フクロウ目フクロウ科フクロウ属に分類される鳥類で、夜行性の猛禽類(もうきんるい)です。

大きな目とふっくらした体が特徴的なフクロウですが、その種類は世界で220種を超えるほど多く存在します。大きさは手乗りサイズの超小型から大型まで幅広いです。

日本で野生のフクロウは11種類も生息していますが、都会をはじめ人目に触れることは少ないです。しかし、フクロウといえば日本人はその見た目をイメージすることができるほど知名度があります。

その理由としてフクロウは「不苦労」と言われることから縁起が良い生き物とされているため、様々な開運グッズ化サれていることも認知度が高い理由の1つです。

日本以外でのフクロウのイメージ

日本では縁起の良いフクロウですが、海外ではフクロウに対するイメージが分かれています。

日本をはじめ良いイメージをもつ国がイギリスやギリシャ、韓国などです。知恵や守り神、招副など良い印象を持っています。

一方、中国やイランでは不幸な鳥として認知されており、良い印象はないようです。

ミミズクとフクロウの違い

ミミズクとフクロウの大きな違いは羽角(うかく)と呼ばれる羽の飾りがあるかどうかです。

ミミズク 羽角あり
フクロウ 羽角なし

ミミズクの名前には〇〇ズクと付けられているので分かりやすいです。この「〇〇ズグ」は日本の古語でフクロウという意味があります。

例外でウサギフクロウなど羽角があるのにフクロウと呼ばれたり、アオバズクと言う名前なのに羽角がないミミズクもいます。

羽角もどんな役割を担っているのか判明されていないので、現状では羽角の有無のみで大きな違いはありません。名前が分けられてはいますが、ミミズクもフクロウに含めることもあります。例えば日本で生息している11種類のフクロウの中にミミズクも含めて数えられている点などが挙げられます。

フクロウのオスとメス

フクロウのオスはメスに比べて小柄となっています。小型のフクロウではそれほど体格差はありませんが、大型になるとオスとメスで大きさが異なります。

フクロウの性別は大きさだけではハッキリと分かりません。ヒナではもっと性別は分かりにくいです。フクロウの雌雄判別は動物病院で採血を行いDNAで判明します。

生体販売では性別不明のまま行われることが多いので、実際に飼育している方も繁殖が目的でなければ性別を分かっていない方も多くいます。そのため、ペットのフクロウには中性的な名前を付ける方が多いのです。

フクロウの生態

フクロウは猛禽類なので肉食系の鳥類です。昆虫や両生類だけでなく、ネズミも狩って食べることもあります。

そんなフクロウは夜行性のため、暗闇でも狩りができるように3つの特徴が備わっています。

まず、フクロウは耳の位置が左右で違う点があげられます。この違いにより、獲物までの距離や位置を正確に捕えることが可能となっています。

獲物を捕らえるときに滑空で風を切る音がしない点も特徴の1つです。フクロウの羽の形状が音を立てにくくなっているので、獲物に気づかれずに近付くことができます。

また、顔の両面に目がついているハトやカモなどと違い、フクロウの目はヒトと同じように真正面についています。これは狩りをする上で獲物を立体的にとらえて逃がさないようにするためなのです。

フクロウのクチバシとツメ

フクロウのクチバシは短いですが頑丈でかぎ型に曲がっています。この曲がっているクチバシは獲物を仕留めるための形状ではなく、獲物を引きちぎるための形をしているのです。

足も短くはありますが指先には頑丈なとがったツメが生えています。

クチバシもツメも野生であれば自然と削れていきますが、飼育している場合は削れることなく伸びてしまうのでどちらもお手入れが必要となります。特にクチバシはエサに刺さってしまい食べられなくなってしまいます。

ペットとしても人気

近年では猫カフェなどと同様にフクロウカフェも増えてきました。フクロウはペットとして飼育も可能な鳥類となっています。

初心者が飼育するには中型のフクロウが飼いやすいでしょう。大型は広範囲を飛び回るので飼育環境を整える必要がありますし、小型は簡単かと思いきや、体が200gの種類だったりすると体重管理が非常に難しいと言われています。

フクロウの性格

フクロウの性格は比較的大人しい個体が多いです。ヒナの頃から育てていると甘えてくる仕草を見せることはありますが、あくまで人に慣れる程度です。

個体によっては触れられることを嫌がったり、大型では観賞用として飼育しなければ攻撃性が高く危険な種類もいます。比較的、小さな種類は穏やかな大人しい性格のフクロウが多いです。

夜行性だから夜はうるさくない?

フクロウの鳴き声は自宅で飼っていてもそれほど気になりません。外に響くような声では鳴きませんし、文鳥のように頻繫に鳴く賑やかさはありません。フクロウは「ホーホー」という鳴き声をイメージする方が多いですが、鳴き声は種類によって異なります。

フクロウをペットとして飼育しているとお昼より活発にはなりますが、眠っていることも多々あります。なぜなら、エサを与えられるので野生のように暗闇に紛れて狩りをする必要がないからです。ペットとして飼育してもこの点では悩みは少ないでしょう。

フクロウの値段について

フクロウの値段について

フクロウといえば高額なイメージがありますが、一体どれくらいの値段で販売されているのですようか?

早速、解説していきます。

フクロウの値段はどれくらい?

フクロウの値段は購入時期や種類によって大きく変わります。

かなり安くて15万円〜となっており、高いフクロウだと100万円以上する場合もあります。なぜなら、フクロウは輸入や繁殖でお迎えすることになっているからです。

日本にも野生のフクロウは生息していますが、野鳥になるので日本の法律では飼育することを禁じられています。

日本で見かけるアオバズクやシマフクロウなどを保護した場合も、各都道府県の野生鳥獣担当機関に連絡する必要があります。

そのため野生のフクロウを飼育することはできず、フクロウを輸入したショップやブリーディングなどから購入する必要があるので時期によって価格が変動するのです。

種類によっても価格が違う

犬や猫と同じようにフクロウの種類によって価格は大きく異なります。小型〜大型までいるフクロウですが、大型になるほど価格が高くなる傾向にあります。

かといって小型が必ずしも安いというわけではなく、平均価格は30万円を超えます。

フクロウを飼う前にエサのチェックも

フクロウは猛禽類なのでエサはマウスやヒヨコなどをあげる必要があります。

人に慣れさせるためにもピンセットでエサをやる方法をすすめるショップは多いです。中には昆虫類を好むフクロウもいるのでそれらを飼い主はバランス良くあげなくてはいけません。

フクロウの栄養バランスを考えたサプリメントもありますが、これだけではバランス良く栄養をとることができないので、エサやりがきちんとできるか考えた上で飼育しましょう。

フクロウの種類ごとの値段は?

種類によって価格が異なるフクロウですが、ペットとして飼育される事が多い種類の価格をご紹介します。

同じ種類でも複数取り扱っているショップでは、はじめから人慣れしやすい個体が人気となっています。

メンフクロウ 15万円~
ヨーロッパコノハズク 25万円〜
コキンメフクロウ 25万円~
トラフズク 25万円~
スピックコノハズク 30万円〜
インドオオコノハズク 30万円〜
アフリカオオコノハズク 35万円〜
ニシアメリカオオコノハズク 35万円〜
ベンガルワシミミズク 35万円〜
アカスズメフクロウ 20〜40万円
モリフクロウ 25〜40万円
アメリカワシミミズク 50万円〜
メガネフクロウ 55万円〜
シロフクロウ 40〜70万円
カラフトフクロウ 50〜70万円

一番安いメンフクロウでも15万円からと、中々手を出しにくいペットですが、さらに珍しい種類になると50万円を超えてくるので、フクロウを飼うにはかなりの経済力が必要となってきます。

フクロウが買える場所は?

フクロウはペットショップや専門店で購入することができます。しかし、日本ではフクロウの飼育はメジャーではないのでペットショップでの取り扱いは非常に少ないです。

猛禽類専門店や、フクロウカフェが行っているフクロウ専門店での購入が主になります。

フクロウの種類について

フクロウの種類について

実はフクロウの種類は世界に220種類もいます。その中で日本で飼育されているフクロウは約11種類程度。なので、ここでは日本で飼育されている種類と有名な種類について解説していきます。

また羽角のあるミミズクもフクロウに含めてご紹介しています。

コキンメフクロウ

小型のフクロウでマウスはもちろん昆虫食も好みます。室内だと冬場も保温なしで飼育可能となっています。

茶色と白のまだら模様、目は金色で頭が平たいです。臆病で警戒心が強いので懐きにくいですが、ヒナから育てるとスキンシップはとりやすいです。

大きさ 24cm前後
体重 ~200g
種類 小型

アナホリフクロウ

コキンメフクロウと顔がよく似ています。脚が長く、歩くことも得意としている種類です。性格はやや神経質な個体が多いです。

大きさ 18~25cm
体重 ~250g
種類 小型

アフリカオオコノハズク

小型でとても人気があり、鳴き声は「ニャー」と鳴くことで親しまれています。好奇心旺盛なタイプが多いので見ているだけで楽しめるフクロウです。

また、白い顔のふちを黒の太い線で囲われており、コノハズクの中では大きめの種類です。臆病でストレスに弱いため飼育難易度は高めとなっています。

大きさ 20~25cm
体重 ~200g
種類 小型

ヨーロッパコノハズク

最小サイズのアカスズメフクロウより、少し大きいですが性格も大人しく飼いやすい種類のフクロウです。昆虫食を好みますがマウスやウズラの肉類も食べます。

実は羽角があるミミズクですが小さくて見えにくいです。小型なので手に乗せることも可能で、ペットとしても人気があります。

大きさ 15~20cm
体重 ~200g
種類 小型

アカスズメフクロウ

世界最小級のフクロウで体重は100gを切る個体がたくさんいます。昆虫食を好みますがマウスやウズラも食べます。

小型の中でも特に小さくスマホサイズのフクロウです。人には懐きにくい上に体重管理が難しいので飼育難易度は高め。夜行性が多いフクロウの中でもアカスズメフクロウは昼行性です。

大きさ 16cm前後
体重 ~70g
種類 小型

スピックスコノハズク

温厚な性格をしている個体が多いので飼育向きであり、複数飼いも可能となっている小型のフクロウです。ミミズクなので羽角もあり、初めてフクロウを飼育する方も飼いやすい種類ですが、体重管理だけが難点です。

大きさ 18~22cm程度
体重 ~200g
種類 小型

アフリカワシミミズク

黄色目に体はグレー、茶褐色、黒い斑点があり、メリハリのある模様をしています。ミミズクなので羽角があり、フクロウの中でも見たことがある方も多い種類です。

大きさ 40~45cm前後
体重 600g~900g
翼長 ~500mm 翼開長:150~190cm
種類 中型

キンメフクロウ

黄色目で頭が大きく茶色の上に白い模様が入っています。羽角はないですが、危険を感じると顔の角がミミズクのように立ちます。

大きさ 21~27cm
体重 100~200g
翼長 翼開長:50~63cm
種類 中型

オナガフクロウ

翼が長く、その先端もとがっています。全体的にグレーの体をしていて白い斑点やしま模様が入っています。飛ぶことが得意なのでイベントなどでもよく出演している種類です。

大きさ 35~41cm
体重 200g~450g
種類 中型

メンフクロウ

室内だと冬場も保温球なしで飼育ができます。メンフクロウはホワイトとブラックがいますがブラックの方が入荷が少ない傾向にあります。

ハート形の顔が特徴的で「メンメン」との愛称もある人気のフクロウです。お面をつけたような真っ白な顔で表情が読み取りにくいので、神秘的に感じたり不気味に感じたり好みが分かれます。聴覚に優れているフクロウの中でもメンフクロウの聴覚はさらにその上をいきます。流通も多いのでお安くお迎えすることができます。

大きさ 30~45cm
体重 250g~600g
種類 中型

ニセメンフクロウ

メンフクロウの偽物のような特大の目を持っていますが、メンフクロウとは種類が全く違います。大きさもニセメンフクロウのほうが小さいです。メンフクロウと真逆で、珍しい種類なので高額です。

大きさ 22~30cm
体重 210~300g
種類 中型

メガネフクロウ

とても価格が高いフクロウでしたが、近年は価格が下降気味なので購入しやすくなっています。大人しくおっとりした性格の個体が多いので飼いやすいです。

濃い茶色に目を囲うような白い模様が入っているので眼鏡をかけているように見えるフクロウです。フクロウの中でも見た目の人気が高いフクロウの種類ですね。

大きさ 41~52cm
体重 600g~1000g
種類 大型

シロフクロウ

ハリーポッターで有名になったハリーの相棒の白いフクロウです。オスとメスで見た目が異なり、オスが真っ白になるのに対して、メスには黒い斑点が混じります。フクロウの中でも珍しい昼行性です。

日本でも飼うことはできますが、価格は高く大型になるので食費や飼育環境を整えた上で飼いましょう。

大きさ 50~70cm
体重 700~3000g
種類 大型

ベンガルワシミミズク

羽を痛めてしまうのでケージではなく、繋いで飼育することをオススメしています。ヒヨコなど肉類メインのエサが必要です。

大型種の1番人気で飼育者数も多いです。オレンジ色の目と茶色に黒い斑点があります。飛ぶことも得意ですが走ることも得意でイベントにもよくいます。ふくろうカフェでもよく見かける大型種です。

大きさ 50~57cm
体重 1000~1100g
種類 大型

カラフトフクロウ

好き嫌いが別れる見た目をしていますが、飼育しやすく人に慣れやすいフクロウです。翼を広げると1.5mにもなるので小屋などでは羽を痛めることもあるので、繋留飼育がオススメです。

まんまるの顔につぶらな瞳で全長がとても長く最大級と言われています。全長に比べて体重が軽いのは尾が長いのとふわふわの毛で覆われているので大きく見えるのです。顔盤は猛禽類の中で最大とされていて、狩りがとても得意なフクロウです。

大きさ 58~80cm
体重 560~1500g
種類 大型

シマフクロウ

グレーのかかった茶褐色の体には複雑な模様が入っています。頭の部分が三角形に見えますが、頭部には細い羽が集まっているからです。野生のシマフクロウは川で狩りをすることが多く、魚などを鷲掴みにします。日本でも数は少ないですが生息している野生のフクロウです。

大きさ 70cm前後
体重 3000g~4500g
種類 大型

ワシミミズク

ワシミミズクはフクロウの中で最大級であり力も強く、シカなどの哺乳類も狩ってしまうほどの強者です。人間も大けがを負った事件もあるほどワシミミズクは攻撃性が高い種類です。しかし近年その数は減り、絶滅危惧種にも指定されるほどまで減少してしまいました。

大きさ 60~70cm
体重 2000g~4000g
種類 大型

フクロウのエサについて

フクロウのエサについて

特徴的なかわいい目とするどいくちばしを持つ猛禽類のフクロウを飼う際に、彼らにどういったエサを与えたらいいのか?と飼い主さんは悩みますね。今回はそんなフクロウに適したエサについて書いてみたいと思います。フクロウは肉食である事から肉を与える事になるのですが、新鮮な状態の生肉が好ましいと思われます。生肉を選ぶ際にやはり気になるのがエサの衛生面だと思います。

まれに、フクロウが感染性胃腸炎や食中毒を引き起こす事から、衛生面には気を付けましょう。

スーパーなどで売っている、あらかじめ血抜きされた人用の鶏肉や牛肉の中にも、そういった症状が出る物もあるので注意が必要です。

かわいいペットの彼らが好む肉の中には新鮮で飼料にこだわったような物も販売されており、内臓を取り除かなくても食べられる事ができ、多くの栄養素が摂取できるようなごちそう肉もあります。

その他の中には、あらかじめ内蔵処理がされていて冷凍された物なども売られています。衛生面が気になる方はこちらが便利でしょう。

もちろん、まるごと内蔵がついたままの肉を選ぶ事もできます。その中には食べやすくカットされた物などもあり、いろいろな肉が選べます。

冷凍ものを選ぶ際には、栄養素が多い物と衛生面をしっかりチェックして選びましょう。

衛生面では肉の色が鮮度を見るポイントです。ピンク色の肉は鮮度が高いと言われ選ぶのに好ましいと思います。反対に赤黒くてくすんだ色の物は確実に鮮度が落ちています。白っぽくなっている肉は冷凍期間が長く、冷凍焼けを起こして傷んでいるので、使うか使わないかをよく判断して、使えないと判断したら破棄しましょう。

内臓が処理されていて調理しやすいように加工された冷凍肉は、内臓付きの肉に比べて、ビタミンなどの諸々の栄養素が元の状態よりも減少していて、さらに解凍をする際に肉の栄養素が水に溶けだすのでその点を考えて注意して調理しましょう。

便利な冷凍肉ですが、フクロウの体調にあわせて、まれにエサを変えてみるのもいいと思います。

では、具体的にどういった種類の肉やエサが販売されているのでしょうか?

その肉・エサの種類は主に、ウサギ、ウズラ、ネズミ、鳥類、昆虫類などがあげられており、加工の仕方も色々あります。

それらを選ぶ際には、飼育するフクロウが必要とする栄養素、ビタミン・脂質のバランスを総合的に考えて選びましょう。

だからといって他の動物のペットフードを代用に与えてはいけません。

総合的にフクロウの健康を判断する為に、直接彼らに触れて毛並みや筋肉の付き方をチェックする方法があります。

しかし、フクロウは警戒心が強くなかなか人に懐きません。小さい頃から飼う事でフクロウをスキンシップに慣らしましょう。

では、フクロウの健康状態を判断した上で、彼らのエサになる肉の調理方法について簡単に述べたいと思います。

冷凍物を調理する際は、なるべく4度位の温度の場所に置いて解凍するか、流水で解凍。また、60度ほどの熱湯より低い温度のお湯を袋に入れてその中で冷凍肉を溶かす方法などもあります。

溶けた頃には肉の温度が袋の中で丁度よくなるそうです。

レンジについての解凍は肉の加工の仕方により賛否ありますが、内臓が破裂する恐れがありますのでそういった場合は注意しましょう。

栄養素が逃げないように、なるべくさっとの調理がいいですね。

鮮度が良くないと思う内臓付きの肉は解凍した後にキッチンバサミ等でおなかを裂いて更に中の内臓や腸にたまったフンを取り除くと衛生的にいいでしょう。

ウズラなどは腸内に糞などがつまった物もあるので気を付けましょう。

ひよこなどは腸内にひよこの栄養になるヨークサックと言われる物が入っているので、おなかを押して絞り出してもいいと思います。

ねずみはピンク、ファジー、ホッパー、アダルト、リタイア、アダルトマウス(白)、アダルトマウ(黒)、ホッパー、ピンクマウスなどがあり、栄養のバランスがそれぞれによって異なります。

ねずみは毛付きなので消化に気を付けて与えてあげましょう。

ウサギは匂いがしますが、ふくろうの食いつきが変わるかもしれません。様子を見て与えてみるのもいいでしょう。

また、おやつとして昆虫類があげられます。種類はコオロギ、シルクワーム、ジャイアントミルワール、デュビア、ミルワール、などがあります。

栄養面では肉に劣るのでフクロウの様子次第でおかし・スナックとして選んで与えるのもいいでしょう。

さて、フクロウの飼い方にもよると思いますが、彼らは比較的一つの場所でじっと飼われる事が多いと思います。そんなフクロウにとって食事は大事なストレス発散のひとつです。

ぜひ、これらを参考にして色んなタイプのエサを楽しんで与えてみましょう。

フクロウの寿命はどれくらい

フクロウの寿命はどれくらい

フクロウは大きさによって寿命が異なります。小型は15~20年、中型は20~30年、大型は30~40年が平均寿命となっているので全体的にとても長いです。

中には飼育下で50年以上生きたケースもあります。反対に飼育下ではストレスも溜まりやすい傾向にあるので2~3年しか生きられなかった場合もあります。

寿命が長いので飼育する場合は先のこともしっかり考えてからお迎えをしなくてはいけません。

フクロウを長生きさせるためのコツ

長寿のフクロウが飼育化で2~3年で死んでしまう理由は「ストレス」や「飼育環境」が大きくかかわっています。

飼い主がフクロウを長生きさせるために必要なことは、

  • エサ選び
  • ストレスを与えない

この2点が重要になります。

肉食のフクロウには虫だけでなくネズミなどの肉類もバランス良くあげるべきです。また、無理なしつけやフクロウが嫌がる距離感はストレスを感じてしまう原因となります。

ペットのフクロウの事故死(誤飲誤食)

放鳥で飼っているフクロウは誤飲で死んでしまうケースがあります。

おもちゃ等を与えて、「これは飲みこまないだろう」と思っても、以外と口が大きいのでエサと思い飲みこんでしまうことがあります。

運が良ければペリットとして吐き出す可能性もありますが、詰まってしまった場合そのまま死んでしまうことも考えられます。

結論を言えば犬や猫に与えるようなおもちゃはフクロウに必要はありません。飼い主が遊んでいる姿を見たい場合は大きさに注意しましょう。

フクロウの迎え入れる飼育条件

フクロウの迎え入れる飼育条件

ここではフクロウをペットとして迎え入れるために必要なこと・ものに付いてご紹介します。

フクロウに適切な飼育環境

古くからペットとして馴染みのある犬や猫などは飼育方法が確立されており、かかりやすい病気や餌については、ネットや本などから簡単に情報を得られます。

しかし、フクロウはペットとしての歴史は浅く、飼育に関する詳しい情報は犬や猫に比べると非常に少ないです。さらに、フクロウの飼育方法はまだまだ確立されていないのも現状です。そのため、一番効率的で正確な情報収集の方法は、ペットショップや猛禽類の診察を行うことができる動物病院などで飼育方法を聞くことです。

自分で知識をつけるのも大切ですが、フクロウに詳しい人やプロからアドバイスを得ることが必要になってきます。

フクロウが如何に快適に過ごせるかを考え、生態にあった適切な生活環境を整えることができるかどうかが第一の条件になります。

フクロウを飼う覚悟

フクロウに限らず、ペットを飼うということはその動物が持つ命の責任も飼い主が負うということ。

フクロウの生活環境を整え続け、適切な飼育環境をキープするための十分な収入があるかも大切なポイントです。

フクロウの寿命は小型で10~15年、中型で約30年、大型で約40年と言われています。犬や猫などに比べ寿命もかなり長いので、生涯を共にすると言っても過言ではありません。

長い間、時間を共にする覚悟と世話を怠らない覚悟は忘れてはいけません。寿命が長いフクロウでも飼育環境が合わなければ、2~3年で命を失ってしまうこともあります。

どのような動物にせよ、命の責任を負う覚悟が求められます。

猛禽類の餌を用意できるメンタルの所持

大前提に、フクロウは猛禽類です。可愛らしいペット用の餌を食べて生活はしません。

鷹やハヤブサのように肉食の鳥なのでネズミやウズラを餌として食べ、おやつとして生きた虫を食べます。

もちろん下処理された餌を売っているところもあり、入手は困難ではありません。

ただ、多少下処理が成されているものでも体の形がわかる状態のものもあり、個人で食べやすい大きさに刻むなどの処理を行わなければなりません。

慣れれば問題は無くなるかもしれませんが、血を見ることも多く、生臭さもあるのでめげずに餌を用意し続けてあげられるメンタルを持ち合わせていることも求められます。

人と同じくらいの室温・湿度を維持

一般的にフクロウは室内で飼育しますが、厳しい条件はなく、人が暮らす環境と同じ室温・湿度で問題ありません。

猛禽類の治療が可能な病院の確認

フクロウが病気や怪我をした際に、駆け込める病院が近くにあるか確認しておきましょう。

フクロウや猛禽類の対応が可能な動物病院であることが好ましいです。フクロウの負担も考えると、移動時間が短い距離の病院を二箇所以上探しておきましょう。

家族・同居人の理解

フクロウの餌を準備する際、生き物の命の大切さを目の当たりにしてしまいますので、同居人の理解は必須でしょう。

また、飼い主本人が不在の場合でも、代わりにお世話をすることが可能かも確認しておきたいですね。

フクロウの飼育に必要なもの

フクロウの飼育に必要なもの

続いてはフクロウを飼育する際に必要となるものについてご紹介していきます。

止まり木

動物園などでも見かけるように、フクロウは基本的に木の上でじっとしていることが多いです。飼育においても同様にフクロウがゆっくり休める場所が必要です。

また、その丁度真下の部分にはフクロウの糞尿をキャッチできるように新聞をおいておくと良いです。一日二回、朝晩に取り替えてあげると良いでしょう。

移動用ケージ

フクロウとお出かけする場合、万が一の体調不良やメンテナンスの際、外に連れ出すことがあります。犬猫用のものを使用する際は、できるだけ外が見えないようにカバーしてあげましょう。

爪切り・爪やすり

爪やくちばしのメンテナンスに使用します。爪と同様にくちばしも伸びてきますので定期的にお手入れをしてあげましょう。

カットした後は先端が尖っているので、ヤスリで削ってあげると良いです。犬猫用のものを使ってあげて結構です。

メンテナンスをサボテしまうと、くちばしが伸びすぎると餌がうまく食べられないなどの支障が出てしまいます。爪切り・くちばし切りは毎月一回行ってあげるのが好ましいです。

水浴び

フクロウの清潔を保つためにも水浴びは大切です。

常温の水を使い、桶に足が浸かるほどの浅い水を入れるもしくは、霧吹きを使う、の二種類があります。

フクロウははねに脂を塗って体を保護しているので、間違っても石鹸などを使って洗ってはいけません。寒い日でもお湯は使わないようにしましょう。

フクロウがかかりやすい病気について

フクロウがかかりやすい病気

長寿のフクロウですがもちろん病気にかかることもあります。

人からフクロウに感染させてしまう病気やその逆でフクロウから病気をもらってしまうことも考えられます。最悪の場合死に至ることもあるので、飼育を考えている方は要チェックです。

感染性胃腸炎

あたたかい時期に起こりやすく、生肉には細菌が繁殖しやすいいです。特に鶏肉は他の肉よりも食中毒の確立があがります。

食中毒はフクロウの死因にもなりうる病気なので注意が必要になります。発見が遅れてしまい、末期の状態になってようやく気付くケースが多いです。

食中毒防ぐためにはエサは冷凍エサを与えるとリスクを軽減できます。解凍方法も4℃以下で解凍、直接水につけない、電子レンジを使用するなど細菌を増やさないようにすることが大切です。

吸引中毒

人間にとっては耐えられるものでもフクロウにとっては毒になるものがたくさんあります。漂白剤、マニキュア、除光液、ヘアスプレー、芳香剤、蚊取り線香などは呼吸困難になってしまうこともあります。

呼吸感染症

呼吸感染症の中でも多いのがどこにでもあるカビが原因のアスペルギルス症です。健康なフクロウは普通かかりませんが、免疫力の低下やストレスなどで弱っているときに感染しやすくなります。

真菌感染症でもあるので、完治は困難であり免疫力の低下や再発する可能性も非常に高いです。

アスペルギルス症はどこにでもあるカビなので免疫力を低下させずに生活すれば、人間同様にかかることはないでしょう。

熱中症

夏場以外にも熱中症は起こることがあるので要注意です。熱中症もフクロウの死因の上位に入っています。

羽の内側を見せる、口を開いて喉を動かしていると暑がっているサインです。見落とさないようにしてあげましょう。

アスペルギルス症

これはフクロウからもらってしまうカビの一種で土や植物にもついているので多くの人は普通に吸い込んでいても問題ありません。

免疫機能が低下している場合や、肺に疾患を抱えているとアスペルギルス症にかかりやすい傾向にあります。

クラミジア病(オウム病)

こちらもフクロウからもらってしまう病気の1つで、2017年に感染した妊婦が亡くなったというニュースがあります。

クラミジアに感染している鳥類のフンなどからの感染経路が挙げられます。直接フンに触れていなくても、乾燥して粉状になったフンが舞ってしまうことも考えられます。

フクロウが起こしやすいケガ

フクロウが起こしやすいケガ

かかりやすい病気については解説しましたが、フクロウはケガにも最善の注意が必要な生き物です。

とはいえ不可抗力でケガをすることもありますで、ここではフクロウが起こしやすいケガの種類について解説していきます。

絞扼壊死(こうやくえし)

繋留法で飼育する際に足につけるアンクレットの締め付けで皮膚が壊死(えし)してしまい、最悪のケースだと切断する場合もあります。

足を使ってエサを食べたり、排泄物がついてしまったりすることでアンクレットが劣化してしまうことがあります。不衛生であれば炎症も起き、どんどんと進行してしまうので普段から気にかけてあげましょう。

バンブルフット

脚の裏に腫瘍ができてしまう病気です。原因は体重過多、ツメの伸びすぎ、止まり木が合っていないなど衛生面と脚に負担がかかることで起こります。さらに飼育環境が不衛生だと細菌感染を起こすので発症すると治りにくいです。

体重管理で足への負担を減らしたり、止まり木の調整や飼育環境を整えてあげる必要があります。

骨折

翼や足の骨を折ってしまうことがあります。足部分の骨折はつないで飼育している場合に暴れてしまい起こりやすいです。翼の骨折は放鳥している際にぶつかって折ってしまうこともあるので、飼い主の飼育環境作りが大切になります。