亀の【種類・値段・飼い方】について徹底解説!

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  • 3月 29, 2021
  • 8月 20, 2021
  • ペット
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長年生きる生き物として有名なことや飼いやすさが魅力の「亀」。見た目からののんびりした感じに癒やされる人も多いのではないでしょうか。そんな亀ですが、実際に飼育するとなると何が必要ななのか?どんなエサを食べるのか?悩んだりしませんか?っと疑問に思ったので、調べてみることにしました。

亀の性格について

亀の性格

亀はどんな性格なのか?マイペースな印象がありますが実際はどうなのか。また種類によって性格が違ったりするので、亀の性格について紹介していきます。

亀の基本的な性格

亀の基本的な性格として穏やかで少し臆病、マイペース、気まぐれで自由気ままと言われていることが多いです。ほかの動物では性別によって性格に違いが出ることも多いですが、亀は種類や個体差によって性格や行動に違いが生じます。臆病なという性格から初めは甲羅の中から出てきてくれないこともありますが、長く飼育することで懐いたり愛嬌のある行動をするようになります。

陸亀と水亀の性格の違い

亀は陸に住む種、水に住む種、水陸両方に住む種の3種類に分けることができます。陸に住む種はおっとりしていておとなしいという特徴があります。一方、水亀は陸亀に比べると活発で、亀ののんびりとしているというイメージに反し子亀の時には素早く動くため脱走に注意です。

種ごとの亀の性格

亀は種によって性格に違いが生じやすいので、種ごとに性格の違いについてご紹介します。

クサガメ

体調20cm~30cmのクサガメは危険を感じると臭い匂いを出すという特徴を持っています。穏やかな性格をしているので人に対して威嚇したり、噛み付いたりすることが少なく、のんびりと穏やかに生活をしています。複数で飼育していても亀同士で喧嘩することが少ないので平和主義と言えるでしょう。少し臆病な性格で飼育し始めの時は環境や人になれるまでに時間がかかりますが、慣れると活発になるという一面もあります。

ミドリガメ

体長30cm前後のミドリガメは耳元に赤色のラインで甲羅が緑という特徴を持っています。基本的にクサガメと性格が似ていて、人にもよく慣れて懐く性格をしていますが大きくなると噛み付いたりやや凶暴になる個体います。アゴの力がクサガメより強く歯が鋭いため、噛まれて流血するケースもあるため大きいミドリガメには注意が必要です。

イシガメ

体長15cm~20cmのイシガメは甲羅が硬く明るい茶色という特徴を持っています。クサガメと似ていて穏やかな性格をしていますが、クサガメと比べて警戒心が強く少し神経質なために懐くまでに時間がかかるという側面もあります。懐くまで時間はかかりますが懐くと活発になります。

リクガメ

体長20cm前後の陸亀は陸で生活します。基本的に穏やかな性格をしていて、水亀よりものんびりしています。餌をあげると懐かせることができます。慣れると自ら寄ってきて餌を欲しがることもあり好奇心旺盛な一面もあります。

亀のエサについて

亀のエサ

亀も生きていくためにはエサを食べなければなりません。人間もほかの動物も同様に、食べてはいけないものも存在します。亀にお勧めなエサ、食べてはいけないエサなどを紹介していきます。

亀のえさの種類

亀のエサには、人工飼料、乾燥飼料、生餌・・・等、いくつもの種類があります。それでは、紹介していきます。

人工飼料

人工飼料は、亀のエサの中でも最もポピュラーで扱いやすいエサです。ペットショップやホームセンターでも入手可能です。この人工飼料は、亀が生きていくために必要な栄養も十分に含まれています。また、基本的にとても安く、コストパフォーマンスに優れています。

乾燥飼料

乾燥飼料は、えびやコオロギを乾燥させたものです。人工飼料より食いつきが良いそうです。また、生餌のように管理が難しくないのも特徴です。しかし、この乾燥飼料ばかり与えていると、人工飼料を食べてくれなくなることがあります。乾燥飼料は嗜好性が高いけれども、栄養バランスが偏っているので、メインのエサにしないようにしましょう。

生餌

言葉の通り、生きている魚や昆虫です。これを与えると亀はかなり喜びます。また、亀の野性的な姿を見ることができるというメリットがあります。しかし、生餌は生き物のため、管理が難しいのがデメリットです。また、栄養バランスが完全とは言えないので、補助的なエサとして活用したらよいでしょう。

野菜、果物

亀は肉食、雑食です。雑食の亀の中には果物や野菜を食べるものもいます。自然に近づけるという意味で時々与えてもいいかもしれません。しかし、毒性を持つものもあるので、事前に調べてからにしましょう。

与えてはいけないエサ

亀に与えてはいけないエサもあります。いくつかあるので紹介していきます。

人間用に加工された食べ物

人間が食べるために加工されたものは与えてはいけません。例えばパン、添加物や脂肪分がたくさん含まれているため、亀のエサとしてはあまりよくありません。また、乳製品は消化できないので、消化できずに死んでしまうこともあります。人間用の食料品は気を付けましょう。

ドッグフード、キャットフード

これらも亀に必要な栄養素が含まれていないので与えてはいけません。そもそも犬用・猫用の食べ物になります。

刺身

海でとれた魚介類の刺身は塩分が多すぎるので与えないようにしましょう。与える場合は、塩抜きや湯通しをしてからにしましょう。

与えていいもの、与えてはいけないものに注意して亀のエサを与えましょう。

カメの値段について

亀の値段

カメは硬い甲羅に覆われている、四肢が発達した爬虫類に分類されています。甲羅があるため、触っても丈夫なようにみえますが、デリケートな性質のため、怖がらせないためにあまり触りすぎないようにしましょう。カメは種類にもよりますが、平均して15〜25年位生きる動物です。飼うことを決めたときには、最新の規制を調べて、長い間にわたり家族として暮らすことができるかよく考えてから購入するようにしましょう。

ペットとして人気のある3種類のカメの値段がこちらです。

ミドリガメ 500〜1,000円
クサガメ 1,000〜2,000円
イシガメ 5,000円程度

一番安いミドリガメで500円から購入することができ、イシガメになるとその10倍の5,000円。種類によって値段がバラバラですが、種類ごとの特徴も合わせてまとめてみたので、購入時の参考にしてみて下さい。

ミドリガメ

正式名称はミシシッピアカミミガメといいます。頭の両側に赤い耳のように見える模様があります。体長は25cm以上になります。価格の目安は500〜1000円、寿命は平均15〜30年と言われています。

人気のあるカメですが、環境省は特定外来生物として指定することを検討しています。ミドリガメが特定外来生物に指定された場合は、新しい飼育目的で購入できなくなる、または既に飼育している場合には環境省への届出が必要になる可能性があります。購入時には最新情報をよく調べましょう。

クサガメ

身に危険が迫ると四肢の付け根から臭い液体を分泌するため、この名前がつきました。体長は15〜25cm、オスよりもメスの方が大きくなり、30cm以上になることもあります。価格の目安は1000〜2000円、寿命は30〜40年です。

イシガメ

幼名はゼニガメと呼ばれ、貨幣の形に似ています。穏やかな性格のため育てやすいと言われています。体長は14〜20cm、価格の目安は5000円前後、寿命は15年位です。

カメを買うための水槽、装置などに必要な費用は合計で1万円程度です。カメは雑食性のため、何でも食べますが、人間が美味しいと感じる食べ物はカメにとっては味が濃すぎるため、カメの健康のためにはカメ用の餌を与えるようにしましょう。カメ用配合フードは2〜3日に1回、同じタイミングで副食にタンパク質としてエビやアカムシを与えるようにしましょう。

カメは臭いイメージがあるかもしれませんが、カメ自体はほぼ無臭です。ただし、糞や餌の食べ残しにより水が汚れやすいため、カメを飼い始めた後の普段はできれば毎日水を替えるようにしましょう。

まとめ

亀はとても長生きな生物なので、もし飼う場合は次に飼う人の事を考えないといけません。

ですが、とても飼いやすい生物なので、初めてペットを飼う人にはすごくおすすめな生物の1種です。