グレート・ピレニーズは「フランス」や「スペイン」が原産国の犬種です。この犬種はその名の通り「ピレネー山脈」で古い時代から、牧羊犬として飼育されていました。山岳地帯の凍える様な寒さに耐え、熊や狼といった野生動物から羊やヤギを守る勇猛かつたくましい犬種です。
白く美しい被毛をまとい、堂々たるその姿がヨーロッパの貴族に好まれ、フランス王妃として有名な「マリーアントワネット」も護衛犬として宮殿で飼われていました。現在では日本でもペットとして需要が増えているグレート・ピレニーズについて今回は紹介していきます。
グレートピレニーズとは?
日本では、「グレート・ピレニーズ」とも「ピレネー犬」とも呼ばれていますが、ヨーロッパでは「ピレニアン・マウンテン・ドッグ」と呼ばれるように、スペインとフランスの国境に連なるピレネー山脈で牧羊犬や番犬として飼育されていた犬種です。
紀元6世紀頃に中央アジアやシベリアから入ってきたチベタン・マスティフ系の犬が祖先とされており、17世紀に入るとフランス宮廷でもてはやされ、当時の流行犬にまでなりました。
マリー・アントワネットはピレニーズを護衛犬として所有していました。中世から始まって19世紀中頃まで、この犬種はフランス王立法廷の公式犬として用いられていました。
1850年に英国のビクトリア女王がピレニーズを所有したのち、1885~86年に、最初のピレニアン・マウンテン・ドッグが英国のケネルクラブに登録され、クリスタル・パレスでお披露目されました。
フランス・ルルドのパスツール・クラブやオート・ピレネー・フランスは、犬種に対する関心を恒久化するために組織され、1927年にブリード・スタンダードを書きました。
それは現在の規準に関する全ての基礎となっています。1933年2月にアメリカン・ケネルクラブはグレート・ピレニーズを純粋犬種として公式に認知し、同年4月に公認のドッグショーで単独犬種として認めました。グレート・ピレニーズがジャパン・ケネルクラブに初めて登録されたのは1961年です。
何世紀もの間、この犬種は山岳地帯の斜面で羊飼いの同僚として、家畜の群れの護衛として働いてきた巨大で美しい、白を基調とした犬です。
ピレネー山脈の傾斜地や起伏の激しい土地で、どのよう天候であろうとも、家畜の群れや羊飼いの家族をクマやオオカミなどから守るという精力的な仕事を行なう役目としている護衛犬で、一般的に家畜護衛犬と呼ばれている犬種です。
外観は大きくて、長毛で、真っ白または白を基調としたコートでアナグマ色や灰色、黄かっ色のさまざまな濃さのマーキングがある場合もあります。
優雅に動いて見えることがこの犬種にとっては重要なことで、弱々しそうで軽そうな印象だったり、または鈍重でどっしりした印象だったり、体がゆさゆさ揺れるような犬では、家畜の群れを守ることはできません。
肉体的にも精神的にも気質的にも、山岳地帯の略奪者から家畜や家族を守る作業犬として、ふさわしいものが要求されます。
つまり、強そうで、バランスが良く、俊敏で勇気があって、恐れを知らない闘志の持ち主で、たくましく、堂々としていて落ち着きがあり、日頃の行動は緩慢で悠然としているが、テリトリー内の安全を守るために捕食動物と闘うときには、俊敏な動きをし、護衛犬としての本能を保っていなければなりません。
特徴としてまとめると、以下のようになります。一つ目は、飼い主に対して忠実でテリトリーに対する防御本能が、家庭犬に適していること。
二つ目は、家中に大量の抜け毛を飛び散らせることと、低い鳴き声が隣人を悩ませる可能性があるため、どのような環境でも飼えるわけではないこと。
三つ目は、人と一緒に広い庭にいるのが最適で、散歩と人の視線を喜ぶ。また、子供を好むこと。
四つ目は、この種は大きく強く育つために、服従トレーニングは必須で、大型犬を取り扱える飼い主によって飼われるのが理想であること。
五つ目は、山岳地帯における広大な牧草地での羊の警護など過酷な作業に従事してきた歴史があり、それに耐える強靭な体力を有するため、十分な運動が必要なこと。
性格としては、温厚で穏やかな性格です。表情が豊かで愛情深く、挑発されない限りは怒らない忍耐強さも兼ね備えています。たまに独立心の強いグレートピレニーズもいます。
家族にはよく慣れますが縄張り意識が強いため、見知らぬ人には警戒心を剥き出しにします。番犬としては最適ですが、フレンドリーな性格に育てるには、幼いうちからさまざまな人や犬と触れ合う機械を作ることをオススメします。
頑固な性格なので、しつけには時間がかかりますが、根気強く教えればきちんと覚えてくれます。もともと猟犬だったこともあり運動量が必要です。
朝晩の1日1回、1回につき1時間以上の散歩をさせてあげましょう。原産が山岳地帯で寒さに強い犬種のため、高温多湿の日本の夏は苦手です。エアコンでの室温管理をしてあげてください。
トリミングサロンでカットして被毛の通気性をよくしてあげることも検討してみてください。
また、グレート・ピレニーズには後ろ足の足首あたりに「狼爪」と呼ばれる爪があります。この爪は他の爪とは違い、散歩で削れることはほとんどないので、月に1・2回爪を切るなど手入れが必要です。
グレート・ピレニーズの価格と食費について
家庭用ペットしては珍しいグレート・ピレニーズですが、購入価格や食費はどれくらいかかるのでしょうか?
購入価格は?
結論から申しますと、ピンキリです。何故価格に幅が大きく出るのかご説明いたします。
毛色の種類によって違う(相場)
グレート・ピレニーズの毛色は「白&グレー」、「白」、「薄いイエロー」、「ウルフカラー」がありますが、日本で主に見かけるのは「白&グレー」と「白」です。
一般的な相場ですが、
白&グレー (※耳、頭部、尾の付け根に斑がある白) |
18万~32万円 |
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白 | 17万~28万円 |
とされています。
値段の幅は生後日数でも変わる
子犬の価格は生後日数でも大きく変わる可能性があります。
例えば、
生後一か月半の子犬 | 24万~28万円 |
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生後三か月の子犬 | 18万~22万円 |
と、たった一ヶ月半の違いでここまで大きな価格の幅が生まれる事もあります。
※チャンピオンの両親を持つ子犬は30万を軽く超すものもいます。※血統だけではなく綺麗な毛並み、個体の大きさなどでも見た目の需要という観点で価格が高くなったりすることもあります。
ブリーダーやペットショップで価格が違うのは何故?
みなさんも疑問に思われている事かと思いますが、ブリーダーからの購入とペットショップでの購入でも価格が変わってくる可能性があります。
ペットショップでの購入の場合
店舗を構えて販売する為、地価や場所代、また従業員のお給料などが加算されるので、地域ごとの物価に差が出てしまいます。
特にホームセンターは例外です。普通に50万~70万円位の価格で販売している所も多数確認されています。
ブリーダーからの購入
実はブリーダーの中でも価格の幅が存在します。
①良質な個体価値の優れた子犬を産ませるためにチャンピオン犬からの繁殖を心がけているブリーダー。
②ペット向けに安く繁殖をしているブリーダーも多数いる。16万円前後からの購入も可能です。
どうしても欲しい!安く手に入る方法は?
上記でもご説明しました通り、ペットショップやブリーダーから購入となると、どうしても平均25万円ほどかかってしまいます。また、その他迎え入れる為にケージやおトイレセット、散歩用のリードなどこまごまかかります。
そこで里親募集サイトなどで検索し、里親として譲り受けるという方法もあります。里親募集サイトでは成犬だけでなく諸事情で子犬も貰ってもらいたい人も少なからずいます。根気よく探していればいい子犬に巡り会えるかもしれません。
グレート・ピレニーズの食費はどれくらい?
この犬種は成犬になると、かなり大きくなりますので、食べる量もそれなりに多いです。
一か月の餌代 | 2.1万~2.3万円 |
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1か月の餌代+おやつ | 2.4万~2.5万円 |
また、一匹、一匹、人間と同じで成長によって、与える量も変わりますし、小食な子もいれば沢山食べる子もいますので、目安程度で参考にしてください。
補足ですが、他にも費用はかかります。トリミング代で1.3万円前後かかりますし、その他ワクチンや狂犬病予防、フィラリア予防、トイレ用品など地味にかかります。
とても人懐っこく賢い犬種なので、ご予算も含めてしっかりと検討をされてとっても可愛くて、あなたにとって一番の子を見つけてあげて下さい!
グレートピレニーズの仔犬の特徴について
真っ白な長毛で大型犬のグレートピレニーズが仔犬から成犬になるまで、どのような成長をしていくのかご紹介していきます。
グレートピレニーズの仔犬
大型犬であるグレートピレニーズが成犬になるとふわふわした長い被毛が特徴的ですが、仔犬の頃もふわふわした容姿は同じです。
他の犬種では仔犬から成犬になるまでに毛の色が変わったり、耳が立ったり変化をすることもあります。
しかし、グレートピレニーズは成犬をそのまま小さくした見た目で大きく変わる部分はありません。
グレートピレニーズの成長
グレートピレニーズは成犬になるまで2〜3年ほどかかります。成犬とは成長が止まるまでのことをいうので、生まれてから3年ほどは成長し続けるということです。
グレートピレニーズの成犬の体高は65〜80cm、体重は50〜60kgありますが、仔犬はわずか1年で成犬と同じくらいの大きさまでに成長します。
生まれてから3ヶ月で約10kgに成長するので、この時点で小型犬の成犬よりも大きくなっています。
成長が止まるまでの期間は小型犬に比べて長いですが、体重の増加は小型犬よりも大幅に増えていくので成長が早いと感じるでしょう。
成長過程での注意点
成長期はエサをたくさん食べて、すくすくと成長していきます。しかし、グレートピレニーズを含む大型犬は「肥満」に気を付けなければいけません。
仔犬期は骨格や筋肉も未発達の状態です。それに見合わない重さになってしまうと、負担がかかってしまいケガをしやすくなってしまいます。
グレートピレニーズは大型犬なので、股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)など骨に以上がみられることもあります。足を引きずったり、立ち上がりが遅くなったり、腰を振って歩くようになると疑いがあります。
股関節形成不全は仔犬期で発症することが多いので、成長過程で肥満には特に注意する必要があるでしょう。
仔犬期のエサについて
成長期はエサにもこだわる必要があります。先ほども書いたように、骨や筋肉が未発達のため栄養をたくさん摂らなければいけません。
仔犬期のエサで特に必要となるものをご紹介します。
- たんぱく質
- カルシウム
- グレインフリー
これらは成長するときに特に大切な項目になります。
動物性たんぱく質にはアミノ酸も豊富に含まれているので、グレートピレニーズにオススメです。
骨を形成するカルシウムも成長期には欠かせない大切な成分でしょう。
グレインフリーは穀物不使用のことですが、これは犬にとって重要な項目といえます。グレートピレニーズに限らず犬は穀物を消化することが苦手なので吐いてしまったり、体調を崩してしまうことがあります。
胃にガスが溜まりねじれてしまう胃捻転(いねんてん)という大型犬に発症しやすい病気もあります。吐いたり食欲不振になったりしますが、グレートピレニーズも大型犬で発症しやすいのでグレインフリーを選ぶことは大切なのです。
仔犬期のしつけ
もともと番犬だったグレートピレニーズをペットとして飼うと、やはり家族の一員として接したいところです。
グレートピレニーズをフレンドリーな性格に育てるには仔犬期からのしつけや、たくさんの人とふれ合う機会をつくる必要があります。
また、大型犬なので甘噛みや飛びつきを覚えさせないようにしましょう。成犬になったときに50kg以上もある体でタックルをして飼い主や家族がケガをしてしまうことにも繋がります。
甘えたい盛りの仔犬期でも1年経てば成犬と変わらない大きさに成長しているので、しつけは早めに済ませておきましょう。
ブラッシングの習慣
グレートピレニーズは被毛がとても多いので、ブラッシングを怠ってはいけません。仔犬期でも毛量が多いので、根元からブラッシングすると風通しがよくなり皮膚炎なども防ぐことができます。
ダブルコートのグレートピレニーズは抜け毛の量も多い犬種です。こまめなブラッシングは仔犬期から行うようにしましょう。
グレートピレニーズは里親募集を行っているのか?
グレートピレニーズの里親は募集されているか確認したところ募集を確認できました。ほとんどが成犬で3歳以上の募集でしたが、中には1歳のグレートピレニーズ見かけることもありました。
しかし、生まれたてのグレートピレニーズの仔犬の里親募集は確認できませんでした。
どんな子が里親に出されているか
グレートピレニーズは飼育放棄で保護された後に里親に出されている子が多かったです。
しかし、そこで里親が決まっても先住犬との相性などが原因で、また里親募集に出されるということが繰り返されています。
なかなか里親が見つからない理由
グレートピレニーズは縄張り意識が強い犬種で、温厚な性格ではありますが喧嘩をふっかけられるとかってしまう傾向にあります。
例えばドッグランに連れて行くとオス同士で喧嘩になる、メス同士を飼っていてうまく生活できないなどのトラブルが多く挙げられています。仔犬から飼育するのと成犬から飼育するのでは環境への適合が全く違うので注意が必要です。
グレートピレニーズは飼い主には忠実で利口な子が多いです。もちろん個体の性格にもよりますが、すでに他の犬を既に飼っている方は先住犬との相性も考慮しなくてはなりません。
グレートピレニーズを飼い時に気をつけておきたいこと
グレートピレニーズはフランスで生まれた大型犬の一種です。山脈などの寒い環境で育ったため、分厚い毛で覆われています。
番犬として育てられたため、飼い主には優しく温厚な性格ですが、知らない人に出会った場合、警戒する姿勢をとることもあります。
そのため、小さいうちから散歩に出し、他の犬や人間に慣れさせておく方が良いです。大型犬であるため、体が小さいうちからしつけをしておく必要があります。
また、運動量も多く、一日の運動合計量はおよそ2時間ほど必要とされています。
ゆったりとしたペースで歩かせるのがポイントで、運動不足は筋肉や骨の衰えにつながり老後などの病気につながります。
ただし、グレートピレニーズなどは寒い環境で育ってきた犬種のため、暑さに非常に弱く、夏場などの散歩は朝夕の涼しい時間に散歩に行くなど注意が必要です。
逆に寒い地域で生まれたため冬などの寒さには強いため、冬場にはたくさん外に連れて行ってあげると喜びます。
また、雨の日にも運動がさせてあげられるように家の中にも犬専用の部屋を用意したり、自由に走り回れるように大きな庭などがあればなお良いです。
夏場は特に家の中でも注意が必要で、室内の温度が高くなりすぎないようにエアコンなどを使って調節する必要があります。
この犬種は特に毛が多いので、抜け毛にも注意が必要です。季節の変わり目などに毛が生え変わるので、こまめにブラッシングをしてあげるのが良いです。こまめにケアをしてあげることによって家の中でも抜け毛などの心配もなく、清潔に生活していくことができます。
毛が多い犬種では皮膚病にかかりやすく、ダニやノミなどに注意が欠かせません。そのため、月1のシャンプーも必要です。
大型犬は体が大きくなるため、テーブルの上など、届いてしまうところに食べてはいけないものなどは置かないようにしましょう。
年齢に応じてフードを変えるとその時々に必要な栄養素が取れて良いです。また、大型犬は老後のこともよく考えておく必要があります。
体が大きいため、病院などに行く際に二人がかりで犬を車に乗せなければなりません。また、高齢の大型犬は足腰が非常に弱くなるため、補助車いすなどが必要になってくる場合もあります。
グレートピレニーズなどによく発症する骨肉腫という病気にも注意が必要です。
病気といえば高齢期と思われがちですが、グレートピレニーズの場合、中年齢でも発症する場合があるので、定期的な健康診断や日頃から体の変化や歩き方の異常がないかをよく観察し、早期発見が大切になってきます。
以上のように、可愛いからという理由だけでなく飼育費用や老後のことも視野に入れてよく考えてから飼われることをお勧めします。
グレートピレニーズのかかりやすい病気は?
シグレートピレニーズの、かかりやすい病気について説明していきたいと思います。
かかりやすい病気の特徴
主にかかりやすい病気の種類が4つです。それぞれ詳しく説明していきます。
股関節形成不全
体が大きい大型犬は全体重を支える、足・腰・股関節などに負担がかかるため痛めやすいです。
症状が出始めると痛みのある方の足を、かばうように歩くので歩行がスムーズにできなくなります。
痛みが酷くなると、足を引きずるようになり寝ている時などに震えるようになってきます。
最近あまり動かない、散歩に行きたがらないなど様子が変わってきたら注意しましょう。
大切な事は、体重を増やさないことです。
適切な量の食事を与え、じゅうぶんな運動をさせてあげることが必要です。
ストレスが溜まりやすいので思い切り走らせてあげることも大事ですが、関節に負担がかかってしまうので激しい運動は控えめにしましょう。
そのかわり長い時間ゆっくりとしたペースで散歩をさせ、たまにドッグランに連れて行き思いきり走らせてあげると良いと思います。
熱中症
こちらも大型犬が、なりやすい症状で注意が必要です。特にグレートピレニーズは、寒い地方で生活をしていた犬なので厚い毛で覆われ毛量も多いです。
熱が体内に、こもりやすいので熱中症になるリスクも高くもともと暑さに弱いので、室内の温度は20度前後が適温になります。
皮膚病
毛量が多いので毛玉ができやすく、もつれやすいです。
湿気が原因で蒸れてしまうので、皮膚病になるリスクが高くなります。
入念なブラッシングをして通気性を良くし、シャンプーをして肌を健やかに清潔に保ちましょう。
頻度は月1・2回で、週1回は洗いすぎです。必要な皮脂も全て落ちてしまい、それが原因で皮膚が荒れてしまう可能性があります。
外耳炎と耳血腫
こちらは、垂れ耳の子に多くみられます。通気性が悪く蒸れることで細菌が繁殖して赤くなり、かぶれるなどの症状がおこります。
ダニなども原因の可能性があり、散歩に行き草わらに入ることで身体や耳にダニが付着し、外耳炎になることも考えられます。
草わらに入れることは避けましょう(ノダニ)も多いので非常に危険です。
この症状になると耳から臭いがし始めるので、すぐに気がつくと思います。
強い痒みがあり、犬によっては声を出して鳴きながらかきむしる子もいます。
特徴は頭をブルブルと振るようになるので、頭部や身のまわりの物に耳をぶつけてしまい血が溜まり、パンパンに腫れてしまう耳血腫も引き起こす場合があります。
これら2つの症状は、同時に起こる可能性が非常に高いので注意しましょう。
耳のお手入れを小まめにして、とにかく清潔にすることが大切です。
犬は耳の中も毛が生えているのを、ご存知ですか?耳の穴に毛が生えているので、カンシという道具を使い毛を抜いてあげる必要があります。
それからカット綿などに耳を洗浄する液をつけて、耳の中を優しく拭いて下さい。
最後に綿棒で、キレイにしてあげましょう。
犬種によって、かかりやすい病気の種類は様々ですが普段から飼い主さんが、気をつけて見てあげる必要があります。
犬は言葉を話せない代わりに態度で私たちに、いろいろなことを伝えてくれます。その1つ1つを見逃さないようにしましょう。
少しでも普段と変わった症状が見えたら、すぐに病院に連れて行くことが大切です。