アヒルの【購入場所・値段・飼育】について徹底解説!

実はペットとしてアヒルが買えるって知っていました?よく動物園などで見かけるので、観賞用のイメージが強いアヒルですが牧場やネット販売などで飼うことができます。ただ飼育には何が必要なのか?どんなエサを食べるのか?など気になる事が多いので、調べて見ることにしました。

アヒルの生態について

アヒルの生態について

アヒルはカモ科のマガモ属で、野生のマガモを人間が飼い慣らしているうちに変化を遂げていっ た種です。日本では諸説あり、平安時代に飼育された形跡があるとされていたり、室町自体に改 良された種が渡来されたともあり、実は人との付き合いも長い動物でもあります。 種類や個体差にもよりますが、アヒルはマガモよりも体は大きくなり翼は小さい為、飛ぶことは苦 手とします。例外の種もいますが、マガモは体毛が茶色なのに対し、アヒルは体毛が白い「シロア ヒル」が日本ではメジャーでしょう。現在世界では食用、卵用、鑑賞用、愛玩用と様々な用途で飼 育され、その種類は20種を超えています。

個体数は少ないですが、中には家禽が野生化したものも見られます。アヒルは個体差が大きく、 水鳥なので水浴びをする為、淡水で生活するものが多いですが中には海で生活できるものもい ます。これはアヒルに進化する前のマガモが海上でも生活できる為、アヒルも海水に適応出来る ようです。

アヒルの雌は年間で150~200個の卵を産みます。ニワトリと同じで交尾していなくても卵を産 む特徴があります。その為交尾していなければ無精卵で温めても孵化することはありません。こ れは人間により改良された為、そのような生態に変わっていったようです。卵の大きさはニワトリ よりも少し大きく、殻も固いのが特徴です。る生まれてから5~6ヶ月で卵を産めるように可能に なりますが、繁殖が可能となるのは卵を産めるようになってから1、2ヶ月先になります。産卵は 夜に行われ、夜が明ける前に終了します。

アヒルの寿命は野生で10~20年とされていますが、飼育化ではストレスに晒されやすい傾向に あり野生よりも短くなってしまうことが多いです。餌は基本的に何でも食べる雑食性で穀物や虫、 果物、海産物、土などもミネラルが含まれている為食べることもあります。そして鳥類特有で体内 に食べ物を残さない為、頻繁に糞をします。糞は雑食性の為ニオイがきつく、飲水量も多いので 水っぽいことが多いです。ペットとして飼育するなら、トイレのしつけをしたいところですが、犬や 猫と違い不可能となるので対処が必要です。

アヒルは本来群れで生活する種なのでよく鳴きます。雛の頃は「ピー」「ピヨピヨ」と可愛らしい声 で鳴きますが、成長するにつれ声が変わっていきます。雄と雌でも異なり、雄は「クワッ」といった 清音で、雌は「グワッグワッ」と濁点が混じり、私達が思い浮かぶアヒルの鳴き声となります。警 告や、仲間との意思疎通、存在を知らせる等の理由で鳴くとされています。

アヒルはどこで買えるのか?

アヒルはどこで買えるのか?

近年テレビやCMなどでアヒルを見かける事が増えてきました。そんなアヒルをペットとして飼育される事が認知され、飼いたいと考える方もいるのではないでしようか。都会では滅多に見る事がないアヒルですが、購入出来る場所はいくつか存在します。

ペットショップ、牧場やふれあいパーク、里親募集、ネット販売などがあります。購入する場所や種類によって値段が異なるのが特徴です。

20種類以上いるアヒルですが、ペットとして飼育可能なアヒルは3種で、日本人がアヒルと聞いて想像する一般的な「シロアヒル」、マガモによく似ている綺麗な毛色の「アオクビアヒル」、そして最小品種である「コールダック」になります。

牧場やふれあいパーク等では価格が低く手に入れやすい傾向にあり、シロアヒル等は1000円〜3500円で入手可能となっておりますが、ペットショップではもう少し高い金額で取引されています。しかし牧場等では販売されている時期が不定期だったりするので、購入を検討している際に取り扱っていない事もあります。

コールダックに関してはペットとして飼育するのに一番人気があり、流通も少ないので金額は上がります。コールダックは牧場でも25000円〜となっており、ペットショップだと更に高くなる傾向にあります。しかし小型である為、アヒルを飼おうと思う人には不動の人気がある為価格は下がりにくいです。それを逆手に取り、ネットで高額で販売する悪徳業者もいるので購入を検討されている方は、いくつかの販売店を見比べるのも大切になってきます。

そして実はもう1つ購入する方法があります。それは有精卵を購入して卵から孵化させるという方法です。入手方法は主にネットになり、値段もピンキリでコールダックの有精卵は1つ1000円〜5000円程です。孵化した雛は飼い主を親だと思い懐きやすくなるメリットもありますが、実際孵化させるのは非常に難しく100%孵化すると限りません。孵卵器も高額になるので掛かる費用もそれなりになります。

そしてコールダックの有精卵と謳いながら、実際はコールダックの有精卵ではなかったという販売ケースもあるので注意が必要となります。しかし自らが手間をかけて孵化させた雛はやはり思い入れも深くなる事は間違いないでしょう。

アヒルは犬や猫に比べて販売店が限られてくる為どこでも取扱ってはいません。ネットで検索して販売店を検討する事が主になってきますので、良い業者や牧場を見極める事が必要となってきます。雛のうちは雌雄判別も難しいので、そのあたりも踏まえて考慮もしなければならないでしょう。

アヒルの値段について

アヒルの値段について

ペットとして購入できるアヒルは3種で、「シロアヒル」、「アオクビアヒル」、「コールダック」がメジャーです。しかし同じアヒルでも値段は全く違い、ペット用に改良されたコールダックは他の2種に比べて値段が上がります。その理由はペットとして飼いたいという需要に対し、流通が少ない為高額になるのです。

アヒルの購入は主にペットショップや牧場、ふれあいパークでの購入が主となります。牧場やふれあいパークは比較的値段が安いので購入を検討されている方にはオススメです。

シロアヒルで1,000円~3,500円で購入可能となっておりますが、年中販売されている訳ではないので牧場等に確認が必要となるでしょう。また都心部に近い場所では上記の金額になりますが、田舎の方では500円〜で購入出来る牧場もあるようです。

しかしペットとして飼育するには人気のあるコールダックは安価で購入することは叶わず、牧場等でも購入費用は25,000円~と高額になる場合が多いです。

次にペットショップですが、近場のペットショップに出向いてもアヒルを扱っている店舗は少ないです。事前にインターネットでの検索が必要となるでしょう。ペットショップで扱っているアヒルはほとんどがコールダックです。値段は27,000円~と牧場よりも高くなります。

コールダックのカラーにはバリエーションがあり、白、茶色、ミックスなど様々な色をしていますが、白は1番人気の為、他のカラーよりも高く30,000円を超える場合も多くあります。

インターネットで販売しているショップの中には超高額で販売する悪徳な業者もいる為、信用できるショップを見つける事も大切となってきます。

そして購入の他にも方法はあり、多くはないですが里親募集をしている方もいます。やむを得ぬ事情で新しく家族に迎えて欲しいという方もいらっしゃるので、そういった入手方法もあります。その為、格安だったり金銭のやりとりがない場合もあります。しかし大半が成長しきった個体になりますので、雛から育てたいと考えている方はやはり牧場やペットショップで購入を考えた方が良いでしょう。

さらに有精卵を購入して孵化をさせるといった方法もあります。コールダックの有精卵でも1つ1,000円~で購入できますが、孵化させるのは非常に難しいです。手間と時間がかかる上、道具の購入も必要になります。有精卵だからといって必ず孵化する訳ではないので、どうしても卵から孵化させたいという強い思いがなければオススメは出来ません。

アヒルの餌について

アヒルの餌について

アヒルは雑食性で何でも食べます。アヒルの祖先であるマガモは植物性ですが、人が家禽化していくうちに雑食性になったのだと思われます。

主に穀物、野菜、果物、虫も食べたりもします。地中のミミズを自ら捕らえて食べたりもしますが、なんとその土も食べることもあります。どんな土でも食べる訳ではなく、ミネラルが多く含まれた土を好むようです。

自然界に存在する餌では90%が植物性で、残り10%が動物性です。

アヒルは生後2ヶ月ほどで成鳥になりますが、かなり食欲旺盛な動物です。ペットとして飼育するなら太りやすい為、飼い主が気を付けてあげなければなりません。

ペットとして飼育されている場合は水鳥用のペレットがあります。水鳥用のペレットには家畜用とペット用とありますが、家畜用はカロリーが高いので産卵を目的とした場合以外オススメできないので、飼育化によって適切な餌を選びましょう。太りすぎると病気にかかったり怪我をするリスクが高まります。

しかしペレットだけをあげるのではなく、野菜や果物、アヒルにとっての好物の虫もバランスよくあげるのが良いですね。飼育下では虫はミルワーム与えると喜ぶでしょう。

そしてアヒルは頻繁に水を飲むので新鮮な水を用意してあげる事も大切です。アヒルの糞は固形でなく水っぽいのはその為です。

基本的に何でも食べるアヒルですが、「食べない方が良いもの」、「食べてはいけないもの」があります。

パンやご飯、麺類の炭水化物はアヒルの健康に害はありませんが、アヒルが必要とする栄養価がほぼなく、炭水化物が多すぎる為あげなくても良い餌に分類されます。中には炭水化物をあげてはいけない、と言う方もいますがあげる量を考慮すれば何も問題ありません。パンをあげてはいけないというのは、人間がパンを水鳥のいる川に向かって投げるので、水質汚濁などの問題があるから勘違いされるようになりました。

成鳥と雛でも違いがあり、注意すべきものもあります。雛の内は腸内環境が整っていない為、飼育下では虫などの生の餌は極力あげない方が良いとされています。水鳥用のペレットを水でふやかしてあげるのが良いでしょう。

絶対に食べさせてはいけない餌は、生の玉ねぎ類です。玉ねぎやニラなどを与えてしまうと、赤血球を破壊して死んでしまうので絶対に与えてはいけません。犬や猫に与えてはいけないと聞いた事があるかもしれませんが、アヒルも同様です。

アヒルの飼育に必要なもの

アヒルの飼育に必要なもの

「アヒルを育てたい」と思っている方はまずは準備が必要です。成鳥した時の事も視野にいれて飼育出来るか考えましょう。

まず雛から育てる場合ですが、小屋の代わりとなるものが必要となります。オススメは100均などで販売されているプラスチック製のケースです。ダンボールや発泡スチロールでも構いませんが、ボロボロになる度に取り替えると手間がかかります。

そしてアヒルの足は泳ぐ事に適していて、歩く事には適していない為、非常に弱く怪我をしやすいです。バスタオルなどを敷いて足場を柔らかくしてあげる事が大切です。

その上からペットシーツを張り、糞の対策をします。アヒルの糞は臭いがキツく、頻繁に排泄をするので消臭効果のあるものを選ぶと良いでしょう。

雛の小屋に忘れてはいけない大切な物がもう1つ。それは保温電球やペットヒーターです。雛は保温が必須となるので、小屋の温度を30〜40℃に保ってあげましょう。

他には餌入れや水入れにも注意が必要で、水は少なめに入れます。多いと溺れてしまう可能性があるからです。軽すぎるとひっくり返してしまうので、重みがあるものを選びましょう。

成鳥すると温度や湿度には強くなる為、雛の頃よりは育てやすくなります。活動域が広くなり、雛のうちは室内で飼育していた方も野外に変えられる方は多くいらっしゃいます。どちらの飼育方法でもアヒルにとって必要なのは「日光浴」と「水浴び」です。

温度には強いアヒルですが、常に直射日光に当たり続けるのは良くありません。夏場は熱中症になってしまう事もあるので、陽を避けられるよう日陰の部分を作ってあげましょう。

水浴びに関しては庭に池があれば問題ありませんが、ないご家庭の方が大半かと思います。新たに水場を設けるとなると、ビニール製のプールやタライでも構いませんが、プラスチックの衣装ケースも便利です。アヒルの水遊びは激しいので、室内で飼われている方は水浸しになってしまうのでお風呂場が無難でしょう。

最後に野外で飼育する場合ですが、こちらも注意が必要です。柵を飛び越えてしまう可能性があるので、高さは1m以上、防鳥ネットも用意しておきましょう。野生動物に襲われる可能性もある為、鍵付きの頑丈なものを選んでください。

そして地面にも注意しなくてはなりません。コンクリートなどの固い地面だと足に負担がかかり、成鳥になっても怪我をする恐れがあります。人工芝やスノコなどを敷いて、負担を軽減する工夫してあげます。またコンクリートはデメリットが多く、夏場は高温になる為、足の裏を火傷してしまう危険性もあるので、やはり対策が必要となります。反対に寒さにはかなり強いので寒い地域に住んでる方も問題なく飼育出来るでしょう。