アラスカン・マラミュートの【値段・子犬の特徴・ハスキー犬との違い】について徹底解説!

アラスカン・マラミュートとはアメリカ合衆国アメリカ合衆国原産の大型犬でスピッツ系の犬種です。

ホッキョクグマやアザラシ等の大型動物の狩猟犬として扱われたり、体が大きく力強いのでそり引きとしても飼育されていました。

シベリアンハスキーとよく似ていますが、シベリアンハスキーが中型犬に対してアラスカン・マラミュートは大型犬で、全体的に丸みを帯びた容姿をしています。

今回はアラスカン・マラミュートの特徴や飼育に関する情報についてご紹介していきます。

アラスカンマラミュートとは?

アラスカンマラミュートとは?

「北極でソリを引いている犬」と聞くとイメージしやすいアラスカンマラミュートは、シベリアンハスキーとそっくりの見た目です!

日本ではハスキー犬の知名度は高いですがアラスカンマラミュートは知名度が低く名前を聞いたことがない方も多いと思います。でも、もしかしたらあなたが見たことがあるのはアラスカンマラミュートかもしれません。

シベリアンハスキーとよく間違われるアラスカンマラミュートですが、実は違いがたくさんあるのでご紹介していきます。

アラスカンマラミュートの歴史

アラスカ州西部スワード半島原産の犬種で、イヌイットの使役犬として活躍していました。ソリ引きや狩猟など、アラスカンマラミュートは賢くパワーがある犬でした。アラスカに白人が移住したときには、レース犬としても活躍して有名になっていきます。

現在ではアラスカンマラミュートはオオカミのDNAと近いとされています。

アラスカンマラミュートの大きさ

アラスカンマラミュートの平均的な大きさはコチラになります。

体高 58~71cm
体重 39~56kg

個体差にもよりますがメスよりもオスの方が大きくなることが多いようです。

さらに、血統書を発行する日本の機関のJKCでは望ましいとされる大きさはさらに絞られます。

オス 体高63.5cm 体重38kg
メス 体高58.5cm 体重34kg

体高よりも体長のほうが長く、骨格と筋肉も発達している体なので非常にパワーがあります。アラスカンマラミュートは大型犬に分類されていますが、その中ではやや小さめの印象を受けるかもしれません。

アラスカンマラミュートの被毛

アラスカンマラミュートの毛色は複数あるのでご紹介します。

  • グレー
  • ライトグレー
  • ブラック
  • レッドブラウン

など。

混合色が主な毛色ですが、単色のホワイトも認められています。また、ブレーズと呼ばれる目の間から鼻にかけての白い線やマーキング、スポットなどもあります。

アラスカンマラミュートは被毛がとても多い犬種です。モフモフに見える理由は上毛のオーバーコートと下毛のアンダーコートの2種をもつ「ダブルコート」の犬種だからです。

寒さから身を守るためにダブルコートの被毛が生えていますが、夏場になると驚くほど抜け毛が増えます。その理由は下毛であるアンダーコートがたくさん抜け落ちるからなのです。

被毛は多いだけでなく長さもあるので、実際の大きさよりもそれ以上に見えがちです。

目、耳としっぽの特徴

アラスカンマラミュートの見た目の特徴はまだ他にもたくさんあります。

  • ピンと立ち上がった耳
  • 巻きしっぽ
  • 茶褐色の瞳

アラスカンマラミュートは体の大きさと比べると小さな耳をしており、上向きに生えている立ち耳の犬種です。

特徴的な可愛いしっぽは体と同じで毛量が多く、お尻に乗り上げるようにモフモフの尾が巻きあがっています。

また、アーモンドアイのアラスカンマラミュートの目の色は茶褐色のダークカラーのみとなっています。

アラスカンマラミュートの寿命

大型犬のアラスカンマラミュートの平均寿命は約10年となっています。

極寒の地でも生活できる犬なので暑さにとても弱いです。室内で飼っていても散歩で外に連れ出す必要があるので、高温多湿の日本で飼育すると寿命はもう少し短くなる可能性もあります。

アラスカンマラミュートの性格

アラスカンマラミュートは群れで生活していたので協調性がある犬種です。

フレンドリーで甘えん坊な一面があり、飼い主にも他の犬ともうまくやっていくことができるのでペットとして飼育することにも向いています。賢くもあるので、仔犬の頃のしつけでやんちゃな面やイタズラ好きな部分はある程度直せるでしょう。

もともと使役犬だったので体力も持久力もあります。そのため、アラスカンマラミュートは運動不足になるとストレスを貯め込んでしまうことがあります。

暑いのは苦手な犬種

アラスカン・マラミュートは寒冷地方原産の犬種なので、寒さにはとても強いですが暑いのが苦手です。

夏場はエアコンやクールマットを使って快適に過ごせるようにし、散歩や運動は暑い時間を避けて早朝や日没後に行くようにして下さい。

また換毛期にはたくさんの毛が抜ける為、こまめにブラッシングとシャンプー行いい抜け毛を取り除き、皮膚に異常がないか確認して下さい。湿度が高い日本では皮膚に異常が起きやすい為注意が必要です。

異常に気付いた時はすぐに動物病院に行き受信して下さい。

アラスカンマラミュートの価格は?

アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュートを販売しているペットショップは少ないので、なかなか子犬に会えないのが現状です。

日本にいるアラスカンマラミュートの数が少ないので、里親募集情報もあまり見つけられません。

すぐに家族に迎えたい方は、いつでもアラスカンマラミュートを取り扱っている、ブリーダーから購入することをオススメします。また補足情報ですが大阪にはアラスカンマラミュートを扱っているブリーダーがいるようです。

日本でのアラスカンマラミュートの価格相場は、大体30~100万円で、かなりバラつきがあります。

血統の良いチャンピオン犬の子どもや、ドッグショーへ出すことを目的にしている子犬は値段が高くなってしまうようです。

毛色もグレー、ブラック、レッドなどがありますが、どの毛色であっても下腹、脚、足先、顔の一部マーキング、額等にあるブレースやスボットがホワイトであれば価格が高くなり、体の模様の斑なものや体に散らばったもの色が混じっているものは価格が下がります。

また、海外から輸入した子犬は輸送費が上乗せされるので、100万円で販売されていることもめずらしくありません!

血統にこだわりがない方は、20万円くらいの子犬を選んでも全く問題ありません♪ただ、極端に安く売られている場合は注意しましょう。健康状態に問題があるのかもしれないので、購入前に確認しておくと安心です。

良いブリーダーさんは、必ず見学に来るように勧めてきます!なんの説明もなく、突然子犬を売られたら不安になります。犬舎が遠くて見学に行けない場合、動画や写真で詳しく説明してくれるブリーダーさんもいます。

また、アラスカンマラミュート専門のブリーダーは、アラスカンマラミュートの育て方や注意点などをよく知っています。良いところだけでなく、悪いところも説明してくれるブリーダーさんは信頼できます。疑問に思ったことは、なんでも質問してみましょう。

アラスカン・マラミュートのエサについて

アラスカン・マラミュートのエサについて

主食はフードと水のみでバランスが取れるようになっている、総合栄養食がオススメです。一般食は栄養バランスよりも嗜好性を重視する傾向にある為、主食にはオススメしません。

フードのパッケージに「総合栄養食」と記載されているものから、犬にあったフードを探して下さい。

犬の年齢ごとに必要とされる栄養の質と量が変わる為、子犬用、成犬用、シニア犬用、体調管理用、等目的に応じたフードを選んで下さい。

手作りフードを作る場合は栄養バランスを保つのが難しい為、必要ならサプリメント等で補って下さい。

しかし、過剰な栄養摂取による急速な体重増加と成長によって股関節形成不全や、食事直後の運動が原因で胃捻転と言う内臓に悪影響を与える病気になる事がある為、食後の運動は避けるようにして下さい。

アラスカンマラミュートの仔犬の特徴について

アラスカンマラミュートの仔犬の特徴について

アラスカンマラミュートを飼いたいと思っている方は、仔犬から育てることをオススメします。

ということで仔犬期のアラスカンマラミュートの特徴や注意点をご紹介していきます。

仔犬期のアラスカンマラミュート

アラスカンマラミュートは寒さに適しているダブルコートの被毛なので、仔犬期から毛量が多くモフモフした見た目でまるでぬいぐるみのような可愛さがあります。

成犬になると凛々しい顔立ちになるアラスカンマラミュートですが、仔犬の頃は可愛らしいあどけない表情をしています。

日本ではモフモフのもこもこした見た目が可愛いと評判にもなりました。

アラスカンマラミュートの成長スピード

アラスカンマラミュートは大型犬なので、生まれたての仔犬でも400〜500g程度の体重があります。成長が止まると成犬としてみなされますが、その期間は18ヶ月もかかります。

成長が止まるまでは長いですが、1ヶ月ごとに増えていく重さは小型犬の何倍にもなります。そのため、大型犬は成長が早いと勘違いされる方も多いですが、実際は小型犬の方が早く成犬になります。

成犬で35kg程度にまで成長するアラスカンマラミュートは1年でほぼ成犬と変わらない大きさになりますがまだ成犬とは呼びません。骨や筋肉の発達が完全ではなく、まだ成長過程の段階なのです。

仔犬期の注意点

育ち盛りの仔犬期はエサをたくさん食べて大きくなっていきます。

しかし、食べさせすぎると肥満になってケガをするリスクが高まるのでエサのあげすぎには注意が必要です。骨や筋肉が未発達の脚や股関節に負担がかかってしまいます。

もしも適正体重より重たくなっていると、大型犬がかかりやすい股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)や胃捻転(いねんてん)のリスクが高まってしまいます。

ドッグフードのパッケージには適正体重が記載されているので、肥満にならないように気をつけながら体重管理をしましょう。

仔犬期のしつけ

アラスカンマラミュートは群れで生活できる犬種なので非常に協調性がある犬です。仔犬期に飼い主をリーダーとして覚えさせることで、上下関係を覚え、成犬になっても飼育しやすくなります。

大型犬なので特にしつけは大切です。アラスカンマラミュートはソリを引く犬種だっただけにパワーがあります。甘噛みや体当たりを覚えさせてしまうと大きくなって甘えようと人に飛びついてしまい、ケガをしてしまうこともあるので仔犬期からしつけるようにしましょう。

運動もしっかり

肥満対策にもなる運動はアラスカンマラミュートには必須です。犬の中でも体を動かすことが大好きな犬種なので、仔犬期から散歩に連れて行って運動をさせてあげましょう。

また、運動は仔犬のストレスの解消にもなります。ストレスを溜め込まないように散歩は1日2回行い、最低でも各30分は散歩の時間をとってあげる必要があります。体力のあるアラスカンマラミュートの散歩の時間は本当は60分以上が望ましいです。

アラスカンマラミュートのモフモフの毛はダブルコートです。寒さには強いですが、その毛量のせいで暑さに弱い特徴があります。夏場は長時間野外にいて熱中症にならないように気をつけることも大切です。

シャンプーはいつから?ブラッシングは?

アラスカンマラミュートは毛量が多いので汚れや抜け毛が気になる方も多いでしょう。

ブラッシングは抜け毛をとるためだけでなく、毛玉防止や風通しをよくするためにも定期的に行わなければいけません。アラスカンマラミュートの換毛期はその抜け毛の多さに驚く方も多いようです。

初めてのシャンプーはワクチン接種後7日間はあけた方がよいです。汚れが気になる場合は固く絞った濡れタオルで拭いてあげましょう。

シャンプーでは洗い残しやすすぎ残しにならないように気をつけ、乾かす際も半乾きならないようにします。毛量が多いのでムレて皮膚炎の原因になってしまうこともあります。

アラスカンマラミュートの里親募集について

アラスカンマラミュートの里親募集は?

アラスカンマラミュートは日本ではメジャーなペットではないのでペットショップなどで取り扱いがありません。ブリーダーや海外から輸入して飼育される方が多い犬種です。

そんなアラスカンマラミュートの里親を募集しているか調べてみましたのでご紹介します。

里親募集はある?

里親の募集は地域の公共機関に問い合わせをして確認する方法とインターネットで探す方法があります。

インターネットではアラスカンマラミュートの里親募集は2016年頃は複数見られましたが、2021年6月現在では募集は見当たりませんでした。

一方でよく混同されている中型犬のシベリアンハスキーの成犬は里親募集で見かけることがありました。

動物を保護している保健所などでアラスカンマラミュートを保護している可能性はあるので、問い合わせをして確認してみると良いでしょう。

里親はほとんどが成犬での募集になるので、仔犬期からの飼育に比べてしつけが難しいこともあります。しっかりと事前に考えた上でお迎えをしてあげましょう。

シベリアンハスキーとアラスカンマラミュートの違い

シベリアンハスキーとアラスカンマラミュートの違い

アラスカンマラミュートとシベリアンハスキーは似ているようで実は全然違う特徴をもっています。比べてみると全く違うので誰にでも見分けることができます。

まずシベリアンハスキーとアラスカンマラミュートの性格は、温厚で優しいところがよく似ています。先祖犬が同じかもしれないというのも納得かもしれません。

外見は一見似てるように見えますが、その違いは大きく分けて5点ありますので、チェックしていきます。

体の大きさ

一つ目は体の大きさです。シベリアンハスキーよりアラスカンマラミュートの方が一回り大きく、丸っこい体格をしています。

アラスカンマラミュートは体高が58cm~71cm、体重が39kg~56kg程度で、シベリアンハスキーは体高は50cm~60cm、体重は15kg~28kg程度になります。

それに付随して、スタミナはシベリアンハスキーよりアラスカンマラミュートの方があると言われており、ソリ犬として活躍するときの役割もそれぞれ微妙に違います。

またアラスカンマラミュートが大型犬、シベリアンハスキーは中型犬に分類されます。

毛色

二つ目は毛色のバリエーションです。シベリアンハスキーの毛色は、ブラック&ホワイトやグレー&ホワイトの印象が強いかもしれませんが、ブラック系から純白まで全ての毛色が認められています。

一方で、アラスカンマラミュートの毛色はライトグレー・グレー・ブラック・セーブル・レッド・ホワイトのみが認められています。

尻尾

三つ目は尻尾の形の違いです。静止した状態で尻尾の形を比較してみると、シベリアンハスキーはまっすぐな尻尾をしているのに対して、アラスカンマラミュートは背中に向かって巻いた尻尾をしています。どちらの犬種もモフモフした毛量たっぷりの尻尾をしています。

四つ目は耳の位置の違いです。シベリアンハスキーは頭の高い位置に耳があり、アラスカンマラミュートはトップよりやや下に耳がついています。アラスカンマラミュートの方が耳が左右に離れているイメージですね。

目の色

五つ目は目の色の違いです。シベリアンハスキーはブルーやオッドアイ(バイアイ)・ブラック・ブラウンなどのコがいますが、アラスカンマラミュートはアーモンド型のブラウン系のみとなります。ブルーの瞳ならシベリアンハスキー、同じ茶褐色の瞳ならしっぽを見ると一目瞭然です。