スターチスの【育て方・増やし方・花言葉】について徹底解説!

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  • 植物
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サイズが小さく可愛い花びらが魅力の「スターチス」。ドライフラワーとしても人気が高いお花ですが、家庭で育てるにはどうすればいいのか?また増やす方法や品種の種類について調べましたので、スターチスを育てようと思っている方は是非参考にして見て下さい。

育て方について

育て方について

続いてスターチスの育て方についてご紹介していきます。大事なポイントは7つと少し多いですが、それぞれ重要なことですので、しっかり覚えていきましょう。

環境・日当たり・置き場

スターチスは、耐寒性はややありますが、耐暑性はかなり低い植物です。

地植えでは、日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。鉢植えは、日当たりと風通しのよい場所に置きます。

ただし、高温多湿には弱いので、夏場の直射日光は避けましょう。

そして、雨にあたり続けると病気になりやすくなるので、雨の入らないよう屋根のある通気のいい場所を探して置きましょう。

また、寒さに対しては、霜にあたると葉が赤くなったり傷んだりして枯れてしまうので、霜の当たらない場所を探すか、霜よけをしてください。

スターチスの栽培には、水はけのよい適度に肥沃な土壌が適しています。また、柔らかい土壌であれば、地中深くまで根を張ることができるので、より大きくたくさんの花をつけて育ってくれることでしょう。

使う用土は、市販の草花の培養土か、赤玉土(小粒)6・腐葉土3・川砂1の割合で混ぜた配合土のどちらかを使用します。

なおスターチスは、中性~弱アルカリ性の土を好み、酸性土を嫌うので、用土1リットルに付き2グラムほど苦土石灰を混ぜておくといいでしょう。

地植えの場合は、苗を植え付ける2週間前に庭土に苦土石灰を土に混ぜ込んでおき、1週間前に堆肥や腐葉土を2~3割混ぜ込んで土作りをしておきます。

種まき

発芽適温は20度ほどなので、9~10月に種をまきます。

  1. 育苗箱に土を準備用意する。
  2. 種をばらまき、種が少し見えるくらいに薄く土を被せる。
  3. 土が乾かないように水やりをすると、3~5日で発芽するでしょう。
  4. 本葉が2~3枚になったら、生育のよい苗だけを育苗ポットに1つずつ植え替えてあげます。
  5. 土が乾かないように引き続き水やりをし、週1回ほど薄めた液体肥料を与える。
  6. 本葉が8~10枚に育ったら、鉢や地面に植え替える。

苗植え、植え替え

鉢植え、地植えともに10~11月に苗を植え付けていきます。地面に垂直に生える根を傷つけると、株が弱って枯れてしまいますので、植え付けるときに、根をていねいに扱ってください。

鉢植えは、苗よりも1回り大きな鉢へ、根についた土は落とさずに植え付けていきます。地植えは、日当たりと水はけのよい場所を選び、株同士の間隔を25~30cmほど空けて植えましょう。株が大きく生長するので、植え付けたら支柱を立てください。

1年草のスターチスなら、植え替える必要ありませんが、宿年草タイプのスターチスであれば10~11月頃に、一回り大きな鉢へ植え替えてあげましょう。

水やり

スターチスは、過湿を嫌います。

鉢植えの場合、土の表面が乾いてからたっぷりと水を与えます。水の与え過ぎは、弱い茎に育ってしまうので気を付けましょう。

特に、蕾のつく3~4月頃は、乾かし気味を意識するようにします。真夏の高温多湿の時期を除いては、乾燥し過ぎない程度に水をしっかり与えましょう。

地植えの場合は、特に水やりの必要はありません。

肥料・追肥

スターチスには、あまり肥料は必要ありませが、強いていうならば、植え付ける際にゆっくりと効く緩効性肥料を土に混ぜ込みます。

そして、追肥として3月頃に液体肥料等を与えます。もしも、特別生育に問題がなく元気に育っているのならば、多肥は好まないので追肥は必要ないでしょう。

与える肥料は、特にチッ素分の多い肥料を与えてしまうと、葉だけが茂って花つきが悪く、茎も過剰に伸び、草姿が倒れやすくなるため肥料の与えすぎには注意してください。

鉢植えならば10月~11月と3月~5月に、地植えならば10月~11月のみで大丈夫です。

病気と害虫

9~7月の間に、根詰まりや過湿、肥料不足などが原因で下葉が枯れてしまった場合に、立枯病にかかる可能性があります。水はけと風通しを良くして、発生の元となる枯れ葉をこまめに取り除いていきましょう。

害虫については、アブラムシが発生しやすいです。風通しをよくすることで発生を抑えられます。発生した場合は、殺虫剤を散布する・潰す・牛乳と水を1対1の割合で混ぜた液体をかけるなどの方法で駆除していきます。

増やし方のポイント!

増やし方のポイント!

スターチスの増やし方で一般的なのは「種まき」です!

種まき時期の9月~10月の間に、細粒のバーミキュライトを覆土に用いて、種が少し見えるくらいに薄く覆います。

種は、毛に包まれているものをそのまま蒔いても発芽しにくいため、種と砂をしっかりと混ぜて揉み毛を切り取りましょう。市販の種の中には、クリーンシードと呼ばれるすでに毛を取り除いたものもあります。

種まきの際の用土は赤玉土を使い、発芽するまでは乾かさないようにしておきましょう。

発芽をしたら、一度小さなビニール鉢に仮植えを行い、本葉が5枚ほど生えたらプランターに植えてください。地植えの場合には、春になって暖かくなるのを待ちましょう。

花が咲き終わった後につく種を採取して、数を増やすこともできます。時期や手順は、植え付け時と同じです。

収穫した種は、毛に包まれており発芽率が低い状態にありますので種と砂を混ぜて手でよくもみ、水に一晩浸けてから植え付けていきましょう。

品種(種類)について

品種(種類)について

園芸種を含めるとおよそ150種類のスターチスがあります。

スターチスを代表する品種には以下の6つがございますので、紹介していきます。

  1. ハイブリッド系
  2. スターチス・シヌアータ(リモニウム・シヌアータ)
  3. リモニウム・シヌアツム
  4. リモニウム・ボンデュエリ
  5. リモニウム・ベリディフォリウム
  6. リモニウム・ラティフォリウム

それぞれの品種を詳しく見ていきましょう。

ハイブリッド系

スターチスにおけるハイブリッド系とは、カスピアとラテフォリアという品種を元に交配して生み出された品種です。

「鮮やかな色と大きい花弁や花もちの良さ、ボリューム」といった、元となる品種の性質を受け継いでいるのが特徴です。

スターチス・シヌアータ(リモニウム・シヌアータ)

日本で最も多く栽培されていると言われている品種が、スターチス・シヌアータです。

日持ちがいいことから切り花としても栽培されているため、園芸においては一年草として扱われています。

耐寒性があり、青・ピンク・赤・黄色・白・紫といった色のお花を咲かせるのが特徴です。

リモニウム・シヌアツム

単にスターチスというと、この品種を指し「ハナハマサジ』とう和名があります。白・ピンク・青のお花を咲かせ、日持ちも良いため切り花やドライフラワーとして人気なので多く栽培されています。

本来は多年草ですが、寒さや暑さに弱いという性質を持っているため、園芸では一年草として扱われています。

リモニウム・ボンデュエリ

アルジェリアで分布している多年草であり、花びらとガクの両方が黄色です。シヌアツムとよく似た性質ですが比較すると、穂が小さく、繊細な印象を受けます。

リモニウム・ベリディフォリウム

ヨーロッパ・コーカサス・シベリアといったところに分布する多年草です。別名は「宿根スターチス」「カスピアスターチス」「スターチス・カスピア」と呼ばれ、切り花で栽培されることが一般的です。

リモニウム・ラティフォリウム

ベリディフォリウム種と同様に「宿根スターチス」として流通しています。ルーマニアやブルガリアに分布し、青いお花を咲かせることが特徴で、「ニワハナビ」「ヒロハノハマカンザシ」という和名があります。

スターチスとは?

スターチスとは

スターチスとは、イソマツ科イソマツ属の一年草・二年草・多年草の総称です。耐乾燥性が強い草花で、原産地は、世界中の海岸や砂漠、荒地で、主にヨーロッパや地中海です。

花名のスターチス(statice)は、ギリシア語の「statizo(止める)」が語源となっており、スターチスが古来、ギリシアで薬草として下痢止めに用いられてきたことに由来するといわれています。

開花期は4~7月で5~6月に見頃を迎えます。草丈は10~150cm程度にまでなり、花色は紫、青、赤、ピンク、白、オレンジ、黄などで、房状の小さく可愛らしいお花を咲かせます!

ですが、この「花」に見える色のついている部分は、実は花ではなく「萼(がく)」なのです!実際のお花は、この萼の中に小さくさいている白いお花です。

この白いお花が枯れてしまっても、萼の部分は残るので、お花が長持ちしているように見えるのです!

色が長持ちするので切り花としてよく利用され、ドライにしても色褪せないことからドライフラワーとしても人気があります。花持ちがよく、ボリュームもあり、お値段は1本200~300円ほどです。

苗での流通は少なく、種で一から育てるのが主流となっています。

花言葉について

花言葉について

スターチスの花言葉は「変わらぬ心」・「変わらない誓い」・「途絶えぬ記憶」です。

ドライフラワーにしたときに花の色があせにくいので、”色が変わらない”という特徴からこの花言葉がつけられたといわれています。

そしてスターチスには、色別にも花言葉がつけられています。

紫のスターチスの花言葉は、「上品」「しとやか」

黄色のスターチスの花言葉は、「誠実」

ピンクのスターチスの花言葉は、「永久不変」

です。

こちらでスターチスについてに解説を終わります。

如何でしたでしょうか?

簡単に種まきで育てることができるので、興味のある方は一度育ててみてくださいね!