カンパニュラの【育て方・増やし方・品種】について徹底解説!

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  • 8月 2, 2021
  • 植物
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つりがね型の花のカンパニュラをご存じですか?その見た目から英語で「ベルフラワー」とも呼ばれていおり、ホームセンターなどでも種がよく売ってあるお花の1つです。

今回はカンパニュラについて育て方や増やし方、種類など育てる時に必要な情報をまとめました。

育て方について

カンパニュラの育て方

そんなカンパニュラを「育ててみよう」と思った方は準備と知識が必要になります。といっても、さほどカンパニュラを育てるのは難しいわけではありません。少し頭に入れておくだけで、育てやすくなりますよ!

普段から園芸をされている方は特別必要なものはないでしょう。

【カンパニュラの育てる場所】

  • 日当たりが良い場所
  • 風通しが良い場所

初心者は鉢植えからデビューすることをオススメします。その理由は場所を選ばなくても、適した場所に移動させてあげることができるからです。

夏の直射日光は強すぎるので葉が枯れてしまいます。そのため、鉢植えなら半日蔭に移動させることもできるのでお世話が楽になります。

地植えを考えている方は夏場は直射日光が当たらないように、日陰を作ってあげる必要があります。

しかし、カンパニュラは日陰では育ちませんし、冬場は寒さにあてなければ花芽をつけてくれません。

【カンパニュラの土】

中性~アルカリ性の水はけの良い土

石灰を混ぜて中性~アルカリ性の土を好みます。日本の土は酸性よりなので、中和させてあげることが必要です。

腐葉土など有機物が含まれた土を使用しても良いですね。草花用の土には含まれているので初心者はこちらを使ってもOK

【カンパニュラの肥料】

  • 遅効性のある粒状肥料
  • 液体肥料

冬場は成長がとまるため、肥料を必要としません。あらかじめ遅効性のある肥料を仕込んでおくと良いですよ。冬場以外は月に2,3度肥料を必要とします。液体肥料を希釈してあげると良いので準備しておくと良いですね。

カンパニュラの種まきの時期

種まきは品種や住んでいる地域ごとに時期が変わります。

2年草 5~6月

2年草に関してはどの地域に住んでいても種まきは5~6月と分かりやすいです。

1年草

寒地 7月中旬~8月中旬
寒冷地 8月~9月初旬まで
温暖地 8月中旬~9月中旬
暖地 8月中旬~9月中旬

あくまでも目安にはなります。1年草はその地域の温度によって種まきの時期を変えることで育てやすくなりますよ。

カンパニュラの種まきのやり方

直まきにはせず、ビート版や川砂に種を撒いて発芽させます。発根までは乾かないように水を頻繁にあげましょう。芽が出てきたらポットに移し、苗まで育てるというのが基本のカンパニュラの育て方です。

キキョウ科のカンパニュラは太い根が1本生えてきます。この1本は心臓部と呼ばれるほど大切なので、傷ついたりすると枯れてくる可能性も…。鉢に移すときや庭に定植するときは慎重に行いましょう。

カンパニュラの植え付け

成長した苗は9~10月に植え付けします。寒さがやってくる冬までに移植は完成させましょう。先にも少し書きましたが、寒さに触れておかなければカンパニュラは花芽をつけてくれません。

また、地植えの場合は風通しをよくするために苗同士の間をあけておきましょう。

剪定(せんてい)について

剪定はとくに不要です。開花時期がおわったら種にしないように摘んであげることが唯一の剪定といえるでしょう。

そのほか気を付けるポイント

品種によっては高性のものもあるので、支柱が必要になる場合があります。茎に支柱を添えるよう、しっかりと固定して折れないようにしてあげましょう。

増やし方について

カンパニュラとは?の増やし方

カンパニュラの増やし方は種まきが基本となっています。なぜなら、初芽率が高いので増やすことが簡単だから他の園芸植物のように株分けや挿し木をする人は少ないです。

ですので、育てたカンパニュラから種を採取し、再び育てるというのが主流です。基本とはなっていますが、株分けも可能なので紹介します。

株分け

行う時期 9~10月

植え付けと同じで、冬が来る前に済ませる必要があります。根を傷つけないように気をつけて移します。植え替え先の土を中性~アルカリ性にしてあげてくださいね。

カンパニュラがうまく育たないときは?

割と丈夫な花ですが、中にはうまく育たず枯らしてしまう人もいます。病気や害虫、風通しなどの可能性があるでしょう。

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病気

白絹病や斑点病、灰色カビ病にかかることがあります。葉に異変が起きたら取り除く必要があるでしょう。白絹病は株が枯れるおそれもあり、感染すると株から取り除く必要があります。

これらを防ぐためには「風通し」「水はけ」を良くしてあげることが大切です!

害虫

他の植物でも大量発生するといわれているアブラムシやヨトウムシが発生することも。ヨトウムシは葉を食べてしまうので害虫駆除剤の使用もOKです。

品種について

カンパニュラの品種

カンパニュラは品種が多い植物です。その種類について紹介していきます。

カンパニュラ・メディウム(フウリンソウ)
紫、青、ピンク、白などのふっくらしたつりがね型の花を下向きに咲かせます。最近は上向きにつくように改良されたりと代表的な品種です。
カンパニュラ・タケシマナ
紫、ピンク、白の長いつりがね型の花をたくさん咲かせます。長く下を向いて咲くのが特徴的です。
カンパニュラ・ラティフォリア
別名ジャイアントベルフラワーと呼ばれる高性で白や紫、青のつりがね型の小さな花を咲かせます。
カンパニュラ・ピラミダリス
紫や青、白のつりがね型の小さな花を咲かせます。高性ですが、短命の多年草と呼ばれています
グロメラータ
青紫の花が主流ですが、ピンクの品種も増えています。リンドウのように上向きに咲く品種です。密集して咲くので植えやすく人気です。
ベルフラワー
青や紫の花を咲かせます。這うように広がるのでグランドカバーにも良いですね。暑さ、寒さにも強く育てやすい品種です。
ホタルブクロ
赤紫や白い長めのつりがね型の花を下向きに咲かせます。
ホシギキョウ
紫や青、白の釣鐘形の小花を咲かせます。グランドカバーとして植えられたり、メンテナンスがあまりいらないので育てやすいです。
アリアリフォリア
白色の小さな花つりがね型の花を下向きに咲かせます。真っ白な花は清潔感があり庭にも合わせやすいと評判です。
モモノハギキョウ
紫、青、白の花を咲かせます。ベルのような星形で上品な落ち着いた花姿が特徴です。
ニワギキョウ
紫、青、ピンク、白の花をドーム状に咲かせます。高温多湿が苦手ですが寒さに強い特徴があります。
ヤツシロソウ
紫、青、白のつりがね型の花を上部集まるようにして咲かせます。
ラクティフローラ
紫や青、ピンクや白の花を咲かせます。別名ミルキーベルフラワーとも呼ばれ、他のカンパニュラと比べ背丈が高いです。
イトシャジン
紫や青、白の花を下向きに咲かせます。上品でエレガントな雰囲気があります。
ラプンクロイデス
紫や青、白の小さな花を穂状に咲かせ地面下の地下茎で広がります。一部の国では雑草として扱われることも。とても背丈が高い品種です。
ミヤマツリガネソウ
紫や青、白のつりがね型の小さな花をさかせます。コンパクトな姿から寄せ植えなどで人気があります。

種類のまとめ

カンパニュラの色味は主に青や紫、白。それと改良されたピンクが主にカラーになります。咲き方も可愛らしいものから、エレガンスで落ち着いた雰囲気までつくり出せるのが人気の秘密ですね。

品種によっても低いものから高いものまであるので、アクセントにも使えると定評があります。

カンパニュラとは?

カンパニュラとは?

カンパニュラは英語で「ベルフラワー」と呼ばれており、鈴のように花を咲かせます植物の1種。その上品な花姿から人気があるキキョウ科の多年草です。

開花時期が夏前~なので、ふわふわと風に吹かれて揺れる様子や色味が涼し気な印象を与えてくれます。

キキョウ科は落ち着いたエレガントな花が多いですが、カンパニュラもその1種です。大人っぽい落ち着いた雰囲気があるので、鉢植えや地植えだけでなく切り花としても人気があります。

しかも、園芸店でも種の取り扱いをしているので手に入りやすい花です。日本で自生しているものは数種類しかないものの、欧米では50種類以上が栽培されている人気ぶりです。

全て合わせると約300種もの品種があるカンパニュラは主に北半球に分布しています。その理由は暑さに弱く、寒さに強い花だからなのです。

開花時期 5~7月頃

春に咲く花は多いですが、この時期に開花する花は少ないので貴重です。

カンパニュラの特徴

暑い夏や湿気には弱いため、暖かい地方だと栽培しにくい傾向です。苗からではなく種から育てるので、その成長過程を楽しむことができますよ。品種によって低いものから背が高いものまでたくさんあります。

花色

主に青や紫、白の花をつけるものが多いですが、ピンク系統の品種も改良されてきています。

咲き方

下向きに咲くもの、横向きに咲くもの、受け咲などがありますが、横向きに咲くものが多いでしょう。密集して咲いたり上部にだけ咲いたり、そのバリエーションも豊富です。

カンパニュラはその色味や花姿から涼しげな印象を与えてくれます。

暑さには弱いですが、鉢植えだと比較的育てやすくなっているので、園芸デビューをされてみてはいかがでしょうか。

カンパニュラの花言葉

カンパニュラの花言葉

カンパニュラの花言葉はたくさんあります!

「感謝」「誠実の愛」「思いを告げる」「共感」「節操」など、素敵な花言葉が多いです。プレゼントにも適しているお花ですね。

カンパニュラの名前の由来とは?

カンパニュラの名前の由来はギリシャ神話からきています。

カンパニュールという精霊は果樹園にある黄金のリンゴを守ることが使命でした。しかしある日、リンゴを盗みにきた兵士がやってきました。カンパニュールは必死に鈴を鳴らして助けを求めますが、兵士にころされてしまいます。このときに花の女神がカンパニュールを憐れんで「釣り鐘の形をした花に姿を変えた」というお話です。

まさにカンパニュラそのものですね!

カンパニュラのまとめ

カンパニュラは寒さに強く、メンテナンスもそれほどかからない品種が多くあります。

種から育てるのが基本となりますが、発芽率も高いので初心者でも簡単に育てることができます!

夏場は涼しげな雰囲気を出したり、開花時期が他の植物と被らないので色味が足りない庭にも明るさをもたらしてくれますよ!

園芸店で種も簡単に手に入るので、一度育ててみてはいかがでしょうか?